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子供の未来を守って②

前回は子供の腰痛問題を取り上げました。

興味のある方はどうぞ。

今回も引き続きこの問題に。

置き勉がダメという学校は多いようです。

理由は…書くまでもなく、
大人の思う事情のような気がします。

荷重の負担を減らすなら、
荷物の移動を減らすのが、
一番なんですけどね。

簡単に解決する方法のひとつに、
教科書の電子化があります。

実際に普及してきてるようですが、
便利になるのもわかれば、
トラブルになるのもわかります。

まず先生方がタブレットに、
精通していないといけない。

使い方はもちろんトラブルの処理も、
メーカーにいちいちお願いしてては、
中断ばかりで授業が進まない。

そして故障や破損による出費。
教科書と比較してもやはりお金がかかる。

子供が使うのですし、
大人でもスマホのパネル破損や、
水没などは経験するのですから、
避けては通れません。

それを無料提供、
無償交換をどれくらい続けられるのか?

あとはタブレットの利用方法。

子供が使うのですから、
勉強だけに使うなどありえない。

アプリを入れて遊ぶのは当然。

勉強にしか特化してない教科書ですら、
いたずら書きをしたり、
パラパラ漫画を書いたりして、
遊び始めるのですから。

子供は遊びの天才。

現状のように半導体不足など、
これからいつでも起こり得ることでしょうから、
私は安定供給なら紙の教科書継続が、
好ましいと内心は思ってますが、
デジタル教科書を推し進めるのであれば、
二点ほど整備しないといけないと思ってます。

・タブレットのローテク化
 何も最新のものである必要性はなく、
 せいぜい画像ビューワーや読み上げソフトなど、
 必要最低限のものが動作すればいいと考えます。
 メンテナンスを考えてネット接続はあっても、
 アプリのダウンロードや、
 登録ができない仕様にすればいい。
 シンプルなものほど壊れにくい。
 それによりコストを教科書より抑えられれば、
 きっと修理や交換問題も解決します。
 予備が5台もあればその場はなんとかなると…。

・専門スタッフの雇用
 やはり新しい技術を導入するなら、
 専門職のスタッフを配置するのが、
 当然のことのように感じます。
 教職員の負担を、
 これ以上増やしてどうするということです。
 教科担任制が進んだとしても、
 先生の仕事って無限にあると思うんです。
 ただ、今までは忙しすぎて優先順位の上位しか、
 できなかっただけのような…。
 授業中の故障機や新しいデータの差し替えなど、
 在校生数が多ければ多いほど大変ですので、
 採用人数や設備も熟考が必要です。

機能制限付き安価なタブレットと、
専門スタッフ(教員)の組み合わせで、
私はなんとか維持できそうな気がしてます。

でも子供ですからきっと、
機能制限タブレットでも、
ゲームができるように改造すると思うんです。

その時は、
その子達は将来有望だと、
褒めてあげて下さいね。


お疲れ様でした。