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#25 ともに生きるという選択
こんにちは!フタリノ・代表の清水(@amie_818)です。
12/1〜24まで、豪華なゲストの皆様に毎日リレー形式で「ふたりのこと」について語っていただくアドベントカレンダー企画をお届けしてまいりました。
たくさんの方にご覧いただき、皆さんと一緒にふたりの関係性や未来をみつめる時間を共有できたことを嬉しく思っています。
お忙しいなか記事を執筆してくださった皆様、本当にありがとうございました!
私自身もいち読者としてとても楽しく読ませていただき、早速真似したいことや、もしもの時に思い出して開けたい思考の引き出しが増えました。
このアドベントカレンダーが皆さんのパートナーシップを深めるヒントになったり、パートナーとの対話が生まれるきっかけになっていれば、それ以上に嬉しいことはありません。
ふたりを選んだ理由
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突然ですが、皆さんはパートナーと一緒に歩む理由を即答できますか?
少しだけ私の話をさせていただきます。
私たち夫婦は、いろんなことが真逆です。
3姉妹の長女と
3兄弟の末っ子。
転職を2回して最終的に起業した私と
転職0回・新卒で入った大企業一筋の夫
ゲームにハマれない私と
一生ゲームしてられる夫
じっとしてられない私と
できることなら動きたくない夫…
ストレングスファインダーの上位資質と下位資質も見事に真逆で、夫のTOP10には私の下位資質がずらりと並んでいます。
他にも日常の細かいことを言い出したらキリがないくらい、違うのです。
共通点といったら、30代序盤にしてぎっくり腰をやっていることと、お笑いが大好きなことぐらいでしょうか。
全くタイプの違うこの人と、なぜ結婚したんだろう、と自分でも不思議になることも。
このアドベントカレンダーの期間中、ずっとそれを自問自答していたのですが、現時点で一番しっくりくる答えはは「予測できない面白さがあるから」というものです。
先が読めない人生にワクワクしたい
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二人でいることで、一人では想像し得ない未来に出会えるということは、私にとってとても大きなことです。
少し前に結婚8周年を迎えましたが、振り返ってみると結婚当初には全く想像していなかったようなことばかり。
・過去8年間で6回の引っ越し
・自分では絶対に選ばないであろう場所とのご縁
・半沢直樹のドラマのような社宅生活
・愛犬オジーとの出会い
などなど
ちなみに、彼と結婚していなかったらおそらく会社を辞めていないし、フタリノも立ち上げていなかったと思います。
考え方や持っているものが違うと、もちろんぶつかるし、思い通りにいかないこともしょっちゅうですが、そこから生まれる第三の選択肢や最終的な着地点は、自分ひとりでは得られなかったものばかり。
無性に腹が立ったり、ムキになったり、嬉しくて泣けてきたり。そこにたどり着く過程もややこしいけど、相手を通して初めて知る一面や感情があり、自分と出会い直すような感覚もまた、ワクワクの一つなのかもしれません。
(ぶつかり合いの渦中にいるときはそんなふうには思えないけど)
今回のアドベントカレンダーでは、まさにその”違い”の受け止め方や、乗り越え方、関係性の築き方のアイデアを執筆者の皆様から沢山いただきました。
他の誰かと暮らす日常は、良いことも悪いことも全てがグラデーションで、決して簡単じゃないけれど、皆さんがシェアしてくださったことがあなたの引き出しの一つとなって、上手くいかないときや問題が生じたときに「あ!そういえば…」と思い出してもらえたら嬉しいです。
ググれば必要な情報が瞬時に手に入るこの時代に、「正解っぽいこと」を見つけるのはそんなに難しいことではありません。
でも、ふたりのパートナーシップに「これが正しい」と言えるものはなく、どんな問題もふたりで答えを出して、最終的には自分たちが選んだ道を正解にしていくしかない。
選んだ道を信じて、振り返った時にその道で良かったと思えるように日々力を合わせて進んでいくのが、一緒に生きるということだと思います。
世の中の正解じゃなくふたりの答えを見つけること。
それは口で言うほど簡単じゃないと痛感していますが、結婚しなくても幸せになれるこの時代に、人生をともにしたいと思える人と出会えたのなら、挑戦してみる価値はあるのではないでしょうか。
さいごに
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アドラーは悩みの9割は人間関係だと言っています。
中でも最も近い存在であるパートナーとの関係は、人生の幸福度を左右するとても重要なテーマです。
”ふたりのことはふたりでなんとかすべき”と抱え込んでしまったり、どこか他人の問題から距離を置く風潮がありますが、こたえが1つではないからこそ、みんなで視点を補い合い、視野を広げることに意味があります。
他者とのソーシャルな関わり合いの中で自分たちらしさに気づいたり、新たな選択肢に出会える場には大きな価値がある。今回のアドベントカレンダーを通して、改めてそのことを実感しました。
フタリノは、ふたりの関係を「ふたりでなんとかするもの」から「みんなで助け合うもの」に変え、誰もが自分たちらしいパートナーシップの形を見つけられる社会創りを目指しています。
今後も皆さんと一緒に様々な取り組みを行っていきたいと思いますので、ご興味をお持ちくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ清水(@amie_818)までお気軽にご連絡ください!
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お知らせ
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2023年2月2日、豪華ゲストの皆さんをお迎えしてパートナーシップについて赤裸々に語るオンラインイベントを開催予定です!
「普段なかなか話せないけど大切なこと」に焦点を当て皆さんとともにパートナーシップの深め方を議論できたらと思います。
詳細はまた後日告知をさせていただきますが、イベントを一緒に盛り上げてくださる協賛企業様や、一緒に場づくりをしてくれるプロボノメンバーを募集していますので、面白そう!と思っていただけた方は、お声がけいただけると嬉しいです!
よろしくお願いします!
フタリノ代表・清水 愛