映画「異動辞令は音楽隊」からみる閉鎖的な組織
「移動辞令は音楽隊」という映画をAmazonプライムで鑑賞しました。
コミカルな内容だと思って見始めたのですが、言葉を選ばずに言うと陰気臭い内容でした。阿部寛の真骨頂という感じです笑!
陰気臭いなんて表現しましたが、内容はとても面白いです。
あらすじは、パワハラで訴えられた刑事(阿部寛)が音楽隊に異動になってしまい、これでは犯罪者を取り締まる事ができないと理想と現実のギャップに苦しみます。しかし、音楽隊の仲間達と関わりや真剣に音楽に取り組む中で阿部さんに心境の変化が訪れる・・・
という感じです。
私は会社辞めたいし、仕事嫌いだし、当たり前のように仕事に誇りも何もない。
そんな私には刑事にこだわる主人公の気持ちが分からないなというか、分かるようになりたいという憧れのような気持ちというか。
仕事が好きって素晴らしい事ですよね・・・
タイトルに、閉鎖的な組織と書きましたが
私がこれを感じたのはズバリ異動辞令が出た後の刑事課の雰囲気です。
阿部寛が異動後に事件の進捗を聞きに刑事課の会議へ突撃します。
まあ、突撃は良くないですが・・・
その時、刑事課の偉い方が
「刑事じゃない奴の意見なんて意味ないんだよ!」みたいなこと言います。
可笑しくないですか?
刑事だろうとそうじゃなかろうと大事な意見は聞き入れるべきじゃないでしょうか。
そういう閉鎖的な感じが冤罪をうんだり、未解決事件に繋がったりしてしまうのでは?!と思います。
これは、警察だけじゃなく他の企業にも通づるものがあるのではないかと思います。
私がいた会社しか知りませんが、なんとなくそういう雰囲気がありました。
いやですよね〜〜。陰湿なおじさんがいやぁ〜な雰囲気作ってるんですよね。本当に大嫌いでした。
がっつり私情を挟んだ見解ですが、意外と共感してくれる人多いんじゃないかと期待してます。
そんなに会社が嫌なら辞めればいい話なんですけど、なかなか勇気が出ないものですね・・・
本当に、定年まで勤め上げた人すごい・・・
最後まで読んでいただきありがとうございました。