土木作業員が資格試験受けてみた。
土木作業員とは言うものの、現場管理を担当しているので施工管理の試験を受けてみた。
日頃、野外で働いていると机と向き合う機会が減りがち。読書はするけれど、参考書は久しぶりで苦戦した。が、発見も多かった。
逃避行為が洗練される
試験は1次試験と2次試験の間が3ヶ月あり、勉強期間を含めると4ヶ月に及ぶ。そのため、「この試験が終わったら○○するぞ!」というエネルギーの蓄積が膨大になる。ネットサーフィンも野望(願望)のための準備となり、無駄が無くなる。
時間に対する意識が高まる
韓国ドラマは、1作を毎日1話まで。風呂は、体と頭を洗い流すシャワーを1回にまとめる。など、生活の無駄を見つめ直した。
読書量が増える
参考書以外の活字情報に飢える。その結果、芸術批評からランニング雑誌まで、いろいろなジャンルの本を読むようになった。
仕事への自信が湧く
当然のことならがら、仕事への理解度が増す。判断の材料が増えるので、自らの選択に自信を持てる。
以上、社会人が働きながら勉強することのメリットを挙げた。あたりまえのことばかりだ。
意識を変えるキッカケが「資格試験」であり、そうなると生活にメリハリがつく。今回の試験を通して、そのように感じた。