魔法ばかりだと、手を動かす大切さを忘れてしまうから
世の中には、便利なものがたくさんある。
頼めばすぐにやってくる、ファストフード。ファストファッション。そして、我らがamazon。笑
コンビニなんて、いつの間にか当てにしてしまっている。先日、人から「コンビニは社会のインフラと認識されている節がある」というお話を伺ったのだけど、本当にそう。
手軽で便利なことが当たり前だとしても、手にする側は働いて手にしたお金を支払う対価として、そういうものを利用するのだから、それが悪という訳ではありません。
ただ、自分で作らないことで、バックヤードを知らないだけに、想像が至らず乏しき結果を生み出すことはあります。
何より、魔法を使わず手を動かすことでしか得られない幸せというものも、確実に存在する。
手を使わないことが良いこと・賢いことで、手を使うことや時間をかけることで幸福は得られない。ということはありません。
また、そういった時間をかけて得られる幸福は、病気や事故といった理由を除けば、誰にでも等しく手にすることができるもの。
手を動かして何かを作れること・その時間があることは、一つの恵みだと思っています。
魔法は魅力的で、簡単にいろんなことを実現できるように見える。だから、日々必要なものや目先の便利さは得やすいかもしれない。わたしも御多分にもれず、amazonユーザーです。
けれど、そこにはない幸せを見落としていないか?様々なコストやプロセスと一緒に、別の幸福感や満足感まで、カットしていないか?
考え直す機会を持つことは、決して損には繋がらないのではないでしょうか。
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