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オランダ(アムステルフェーン・アムステルダム)での学校・幼稚園・保育園選びの方法とオススメの住む場所~日本人学校・インターナショナルスクール・現地校~

夫のオランダへの海外赴任が決まった!家決めなきゃ・・・えっと。。。こどもの教育はどうなるんだろう。はじめはわからないことだらけでした。

現在、我が家はアムステルダム市すぐ南の日本人が多いといわれているアムステルフェーン市に在住していますので、アムステルフェーン、アムステルダムよりの、自分がもっと早く知っておきたかった情報をお伝えできたらと思います。

決めないといけないことがたくさんある中で、優先順位を付けるのは難しいと思いますが、子連れでの海外赴任の場合、通勤圏内でこどもの通学先や通学方法について検討してから、住む場所のあたりを付けるのがオススメです。   

(参考)電車・バスの地図のリンク:

勤務先で同じ場所に赴任している人がいるのであれば、どのあたりに住んでいるかだけでなく、お子さんをどこに通わせているのか、通学方法も聞いてみるのがいいと思います。こどもの年齢やその家庭の希望する教育によって選択肢が異なるからです。


【事前豆知識①】義務教育の開始のタイミングは日本と違う

オランダでは、4歳の誕生日まで幼稚園(2歳~4歳)または保育園(0歳~4歳)に通い、続いて小学校に通い始めるのが一般的です。5歳からは小学校に通わせるのが義務になります。(こどもの教育を受ける権利を守るため、学校を休ませるのが大変です。)

インターナショナルスクールの入学可能年齢は学校によりますが4歳~と書いていたら、4歳の誕生日が最短の入学可能日になります。

日系幼稚園・日本人学校の場合は、4月はじまりの日本と同じスケジュールです。(休みはちょっと違いますが)

お子さんを日本と変わらない日本の教育環境で育てたいですか?インターナショナルスクールに行かせたいですか?あるいは、現地校(オランダ語)に行かせたいですか?まだ検討中ですか?

【全日制の日本の教育を希望する場合(日本人学校・日系幼稚園)】


◆アムステルダム日本人学校(小中学校)(https://www.jsa.nl/) 
アムステルダム日本人学校に通わせるのであれば、Postjesweg駅が学校の最寄りになりますが、スクールバスを利用する人が大半なので、スクールバスの停留所へのアクセスで住まいを選ぶ人が多いです。もちろん徒歩通学、公共交通機関の利用もできます。学童保育はありません。

インターナショナルスクールやローカルの学校にまずは行かせてみて、もしなじめなかったら日本人学校に行かせようかなと考えているご家庭、4,5歳はインターナショナルスクールやローカルの小学校に入れて6歳の4月からは日本人学校に入れたい、あるいはインターのウェイティングの間は日本人学校に行かせたいと考えるご家庭など、日本人学校にいく可能性が少なからずあるご家庭も、住む場所を選ぶ際にスクールバスの停留所をある程度考慮に入れるとよいかと思います。

最新の停留所情報は学校にお問い合わせいただくのが確実ですが、比較的日本人が多く、日本人学校へのアクセスがよいのが以下3つのエリアです。

Westwijk付近
昔からの日本人街で、Westwijkというショッピングモールに日本韓国食材のSHILLA(シーラ)があります。郊外でのどかで落ち着いたところです。刺激は少なめかもしれません。日系幼稚園のチューリップ学園は移転してしまうのですが、いろいろ習い事教室があります。日本人学校行きのバス停留所がショッピングモール付近に複数あります。

インターではなく日本人学校に行かせるけど、英語の環境でも友達を作ってほしいと考えている場合、近くにあるインターのAmsterland International School(AIS)で行われているバイリンガル学童UniKidz Westwijk を利用するというのもありです。学校と学童の事業者は別なので個別にお問い合わせください。

Stadshart,Oranjebaan付近
大きなショッピングモールamstlvnがあり、トラムとバスの交通アクセスが良いです。(日本食・雑貨を扱うPIKA PIKA JAPANは2024/10/23閉店。)2025年春にはユニクロがオープンする予定です。
Stadspleinでは毎週金曜日にFRIDAY MARKETが開催され、新鮮な肉、魚、野菜等を求め日本人も多く訪れます。近隣のPlatform Cで楽器やダンスなどの習い事ができます。また同エリアは再開発が予定されていて、今後が楽しみなエリアです。

徒歩圏とは言いませんが、Amity International SchoolやInternational School of Amsterdamもそう遠くなく、Amsterdam International Community School(AICS)の両キャンパスへの交通アクセスも良いことから、インターに行かせているご家庭もたくさん住まれています。

トラム利用が多いなら5番トラム始発駅のStadshart駅と5番、25番トラムが使えるOranjebaan駅の両アクセスの便利な場所が、バス利用が多ければバスターミナルになっているAmstelveen busstation 付近がオススメです。

Gelderlandplein付近
スタイリッシュなGelderlandpleinというショッピングモールに日本韓国食材を扱うSHILLA(シーラ)があります。メトロのAmsterdam Zuid駅・トラムのAmsterdam Station Zuid駅、トラムのA.J.Ernststraat駅からは1kmほどありますが徒歩圏です。Zuid周辺はオフィスも多く都会的です。近くにThe Little Gym Amsterdamというこども向けの体操教室もあります。

インターのAmsterdam International Community School(AICS)やThe British School of Amsterdamに行かせているご家族も多く住んでいます。①と同様、日本人学校に行かせながらインターと提携している学童を利用するというのもありかもしれません。
アムステルダム市民になるので、公共交通機関のGVBで子ども向けの特典が受けられます。https://www.amsterdam.nl/verkeer-vervoer/kinderen-gratis-openbaar-vervoer/


◆チューリップ学園(幼稚園)(https://www.tulipgakuen.nl/
チューリップ学園は評判のよい幼稚園で、大半のこどもがそのまま日本人学校に進みます。WestwijkからAmsterdamseweg 209(Stadshartから2キロほど北西)に引っ越しをして、2025年1月から新場所での保育になりました。

園バスは無かったのですが、もともと園のあったWestwijkエリア向けに一部設置するなど、移転に伴い様々な事が見直されているようなので、最新情報を園にご確認の上検討される方が良いです。

ゆくゆく日本人学校に行かせることを考えると、車が無い場合は、園バスの停留所や、物理的な距離が近めのStadshart付近のAmstelveen Busstation(北西側)近くで家を探すと比較的便利かなと思います。日本人学校と場所は離れていても連携はしているので、もしかしたら日本人学校のバスルートもこれからチューリップ学園の移転に伴い変わる可能性もあるのかもしれませんが・・(憶測)。

【インターナショナルスクールを希望する場合】

【事前豆知識②】インターナショナルスクールは大きく分けて2種類


完全私立のインターナショナルスクールと、オランダ政府からの補助のあるいわゆるダッチインターナショナルスクールとに分かれます。有料シャトルサービスの有無は学校によります。ダッチインターは政府からの補助により他のインターに比べ学費がリーズナブルです。

会社が学費の費用負担の基準を日本人学校や日系幼稚園にしている場合は、ダッチインターの中から探されるほうが経済的負担が少なくて済みます。

会社の学費負担額上限、(シャトルサービスなどの)通学費用負担額上限、通学方法(公共交通機関か、車での送迎か、シャトルサービスを利用するのか)を踏まえ住む場所を検討したらよいと思いますが、学校によりウェイテイングリストがあり希望のタイミングで入学できないことがあります。

学校の情報を比較したい場合は、International Schools Database のサイトが見やすくてオススメです。

もし行かせようという学校の目星がついているのであれば、日本にいる間に申し込みを済ませて申込金を払っておき、見学に行くのは後からというのがオススメです(申込金は入学を辞退しても返金されません)。


2、3歳から入れるプライベートのインターナショナルスクール(インター併設の幼稚園)もありますが、ダッチインターは4歳から始まるところが多いので、2、3歳の間はローカルのピューターに通い、4歳からインターナショナルスクールに行かせる家庭も多いです。

インターのウェイティングが理由で4歳の誕生日後からインターの入学までにタイムラグができそうなら、ピューターに相談して卒園のタイミングを少し後ろにしてもらえるるケースもあるようです。

4,5歳なら近所の現地校に行きながらインターのウェイティングを待つというのも一つの手です。多国籍でまだオランダ語が話せない子も多く、子ども間のコミュニケーションに英語を使うことも多いようです。

もちろんチューリップ学園からインターへ転園という方法もあります。日本語環境は子どもにとって楽なので、こどもがその変化を途中で受け入れられそうならですが。。。母子ともに馴染んでしまうので、強い意思が必要になるかもしれません。

こどもが2、3歳児だけど、なるべく英語の環境にしたいと考えるご家庭は2、3歳から入れるインターや、バイリンガルのピューター(preschool)や保育園(daycare)を検討されています。(バイリンガルといっても、オランダ語:英語が6:4など割合が園で決まっています)


またインターナショナルスクールや現地校に入れる場合は、帰国後を見据えて補習校に行かせる家庭が多いです。アムステルダム日本語補習授業校 Japanese Saturday School Amsterdam があり日本人学校(Postjesweg駅付近)の校舎を利用して土曜日に授業が行われています。

周辺のダッチインターナショナルスクール

Amsterdam International Community School(AICS)
https://aics.espritscholen.nl/home)

キャンパスが2つあり、第一希望、第二希望として申し込みが可能ですが、第二希望に割り当てられて拒否した場合、第一希望のウェイティングリストの最後尾に回されますのでご注意ください。両キャンパスとも有料のドアtoドアのシャトルサービスがあります。

・South Campus
 
 トラムのA. J. Ernststraat駅が最寄りで交通のアクセスが良く人気でウェイティングリストがあり、日本人も沢山います。徒歩圏なら学校周辺を含めAmsterdam Zuid駅周辺、Gerlderlandplein周辺Van Boshuizenstraat駅周辺は便利。トラムを使う前提でStadshart, Oranjebaan, Zonnestein近くに住むのもありだと思います。


GerlderlandpleinのSHILLA(シーラ)だけでなく、Van Boshuizenstraat駅付近にはatariya、Zonnestein駅付近には伊勢屋という日本食を扱うお店があり重宝します。

・South East Campus
メトロAmsterdam Bijlmer ArenA駅やバス停Bijlmerpleinからすぐです。再開発によってキレイになっていて、キャンパスは広く、デザイン性が高くてきれいです。

場所柄、徒歩圏に住む日本人は少ない印象なので、職場が近くとかでないなら、メトロで1本のAmsterdam Zuid 、バスで1本のAmstelveen Busstation含めStadshart,Oranjebaan付近の300番、171番のバス停近く、Ouderkerklaanの356番のバス停近くに住むのが便利だと思います。日本人も多く通っています。

Amsterland International School(AIS)
(amstelland-international-school.nl)

Westwijkのバス停Westwijkpleinにほど近くにある、こぢんまりとした生徒数で2019年に始まったインターナショナルスクールです。4歳~11歳が対象のprimary schoolで、新しい学校だからかまだあまり知名度が高くない様子です。オランダでは水曜は昼までの学校が多いですが、ここは水曜日も15時まであります。

生徒は日本人もいますがインド人のこどもが6割を超えます。インドの方は教育熱心で英語ができ、算数に強いといわれているので、友人からいい刺激を受けるかもしれません。

スクールバス、シャトルサービスはありませんので、車が無い場合は、徒歩圏のWestwijkplein周辺が便利ですが、357,358番バス停のAmstelveen BusstationAmstelveen Sportlaanの近くに住むのもオススメです。トラムのSacharovlaan駅からも歩けるのでトラム利用もありかもしれませんが、ちょっと距離があります。

DE NIEUWE INTERNATIONALE SCHOOL ESPRIT (DENISE)
https://denise.espritscholen.nl/home/
Postjesweg駅が最寄りの2014年にできた学費がほぼかからない英語とオランダ語のインターです。

イスラム系の人が多く住むエリアで日本人の多い場所ではないため情報があまりありませんが、同エリアに住むオランダ人いはく、外国人家族も多く住んでいて日本人含む外国人にとって住みやすいところだそうです。

アムステルダム日本語補習授業校(日本人学校の校舎)のすぐ近くにあるので、徒歩圏に住んで、平日はDENISEに、土曜日は日本語補習授業校に通い、途中で日本人学校が良くなったら日本人学校に簡単に変えられるということがしやすそうです。Amsterdam zuidに住んでメトロで通うのもありだと思います。

周辺のプライベートのインターナショナルスクール


◆The International School of Amsterdam(ISA)
 (https://www.isa.nl/
2歳から入学できるアメリカンインターナショナルスクールです。有料のシャトルサービスがあります。バス停のAmstelveen SportlaanやトラムのSportlaan駅が最寄りです。徒歩圏のSportlaan, Groenhofあたりか、バスやトラムでのアクセス前提でStadshart,Oranjebaanに住むのがオススメ。SportlaanにはAMSTELVEEN SPORTで見れる通り、体操、水泳など運動系の習い事をさせる場所が多くあります。

◆The British School of Amsterdam
 (https://www.britams.nl/
おむつがとれていることが条件になっていて、3歳から入学できるブリテイッシュインターナショナルスクールです。教育内容に定評があります。スクールバス・シャトルサービスはありません。Amstelveen Busstationからも347番、357番のバス一本で通えますが、Zuid付近含めアムステルダム市内のアクセスの良い所から通うのがオススメです。

◆Amity International School of Amsterdam
https://www.amityschool.nl/
3歳から入学可能で、有料のシャトルサービスがあります。学校のある場所から南側が商店街のようにお店が立ち並んでおり、スーパーやクロワッサンが人気でおいしいと評判のLe Fournil de Sébastien(セバスチャン)というフレンチベーカリーがあるので、徒歩圏Stadshart付近のBusstation(北西より)あたりや、学校から東側のZonnesteinよりに住むのが便利です。

【現地幼稚園、保育園、小学校に通わせる場合】

【事前豆知識③】現地小学校に通わせるなら知っておきたい背景


小学校と現地の保育園・幼稚園・学童保育の事業者がパートナーとして提携をしているケースがほとんどです。そのため、保活と小学校選びが同時で、小学校の説明会にはちらほら妊婦さんも来ています。土地柄か、多国籍で40~60か国の国籍の生徒がいることもざらにあります。

オランダに来た時の子どもの年齢によってプロセスが変わりますが、6歳以上だとまずは語学学校(Taal Klas)に通ってオランダ語をキャッチアップしてからの現地小学校へ転校になります。

公立校であれば義務教育の教育指導要領にのっとった上でですが、カトリック系、プロテスタント系、モンテッソーリ園などいろいろ学校ごとに特色があり、習熟度別の学習に力をいれていたり採用するテストが異なっていたりしますので見学をするのがオススメです。

オランダでは、敬虔なイスラムの学校など特殊な環境を希望するというのではない限り、学校選びにおいてそこまで宗教は重要視されていません。 Religion is for the church, education is for the school.と言えます。そのあたりは仏教系、カトリック系、プロテスタント系の学校関係なく併願する多くの日本人の感覚と近いかもしれません。

現地小学校について

アムステルフェーン市の学校の申し込みについては、行政から案内が来ますが、行政のHP(https://www.amstelveen.nl/basisonderwijs-amstelveen)でどんな学校があるのかわかります。多言語対応していますが、正しい学校名はオランダ語でご確認ください。
また、公式サイト(https://basisscholenamstelveen-ouderkerk.nl/engels/)に英語でも概要や申し込み方法が記載されていますので必読です。

小学校の申し込みはこどもが3歳ごろが期限となっていて、住所から近い4つの学校は優先校として入りやすくなっています。自分の住所からの優先校はどこなのか、自分の子どもの誕生日だといつが登録期限なのかも上記サイトでわかります。

2023年の9月からは公平性を保つためコンピューターによる抽選が導入されました。期限内であれば、提出が早くても遅くでも関係ありませんが、書類の不備があるといけないので、余裕をもって学校への見学の申し込み、申込書の提出を行ったほうがいいです。(第一希望の学校へ出します。)

移民の多いオランダならではか、多くの学校でツアーを英語で開催してくれる回があります。

すでにオランダに来た時には登録期限が過ぎていたという場合や、質問がある場合はアムステルフェーン市のCIL(https://cilamstelveen.nl/)という窓口で教育相談ができます。こちらも年齢別に情報がまとまっているので必読です。

最近は移民も多く、小学校教員不足がどの学校も問題になっているので、途中から希望する小学校へ入るというのはなかなか厳しいです。現地校を希望する場合は、必ずしも希望する学校に通えるわけではないので、学校ありきでの住まい選びちょっとは難しいです。

ちなみにAmstelveen市では、IT教育に力を入れているレンブラント小学校(https://www.bsrembrandt.nl/)が一番人気のようで、日本人の申し込みもあるようです。
ミヒール デ ラウター小学校
(obs-michielderuyter.nl)も評判が良いそうです。

ただ口コミだけでなく、近隣の学校を含めて見学に行かれてみて下さい。家の近くに友達や交流できる友達家族ができることは生活面で大きくプラスになると思います。移住家庭だけでなく、他国の駐在員家庭は(駐在期間が長いならなおのこと)現地小を選ぶ家庭もかなり多いように感じます。

アムステルダム市では、schoolwijzer(school finder)
というページに教育に関する情報をまとめていて、小学校の情報はBasisonderwijs で確認できます。近隣の8つの学校が優先校になります。サイトに誕生日による申し込み締め切り日も記載されています。

現地幼稚園・保育園について


まず、ネットで検索するときに抑えておいたほうがいい言葉です。(教育機関によって言葉は異なるかもしれません)
•保育園・・Kinderdagverblijf(KDV) (英訳:daycare) 

•幼稚園・・Peuteropvang(PO/HDO)(英訳:Preschool又はHalf daycare)
※ピューターと呼ばれています。Peuterspeelzaal(PSZ)と記載されていることもあります。

学童保育・・Buitenschoolse opvang(BSO)(英訳:After-school care)

現地幼稚園・保育園については申し込んで空きがあれば入れるというものなので、こちらを基準にして家探しをする必要はあまりありません。(バイリンガルの保育園や幼稚園を基準に考えているという場合は除く)

まずは家(住むエリア)が決まってから、お住まいの最寄りの園に見学の依頼をすればよいです。教育言語はオランダ語ですが、多国籍のオランダ語を習得できていないこどもの受け入れにも慣れていて、親とは英語でコミュニケーションを取ってくれます。

保育園、幼稚園についての具体的な探し方については↓の記事にまとめましたので、ご確認ください。

家探しに興味がある方は、
物件探し家探し↓をご確認下さい。

共働きを想定している場合

今の時代、ビザや会社の条件をクリアしていて、共働きを想定している家庭もあると思います。

子どもの学校や幼稚園の間の時間だけパートをするとかなら、どの選択肢でも問題ないかもしれませんが、フルタイムを想定している場合は、学童保育がなく保護者がバス停にお迎えに行かなければならない日本人学校は、行かせ辛いかもしれません。
仮に学童だけローカルの学童を探すにしても、
長期休みのスケジュールはきちんとは合わずにズレが生じ、預け先に悩むことになります。

インターに行かせる場合、大抵インターには提携している学童があります。ただ、学校の行き帰りのシャトルサービスがあるところでも、学童終わりのお迎えは対象外で、保護者での対応になります。そのため、学校の近くなど送迎が楽なところに住むほうが良いです。

学校終わりの送迎サービスを利用して家の近所の学童まで送ってもらう方法はありますが、大抵の場合、言語がオランダ語にはなりますので、受け入れについてはよく施設に確認ください。個人的には、まずは学校が提携している学童の場所を検討すると良いと思います。

現地保育園や現地小➕学童(BSO)に入れる場合は、学校の提携施設に申し込むのが一番楽です。
オランダ語が家庭言語でない子どもは、BSOに入れたほうがオランダ語の習得が早いと聞きます。

アムステルダムとアムステルフェーン では共働きの場合の学童に対する補助金の割合に差があり、アムステルダムの方が条件が良いそうです。

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