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ワタシは アナタの💗ハート泥棒💗
私の愛車は 真っ赤なポルシェだ。
....というのは 真っ赤なウソです。
ほんとは
廃車寸前の
ちっちゃな ピンクの軽に乗っている。
私の運転歴は ざっと...26年。
その間、
一度も 新車を運転したことがない。
買い換えるにしても
いつも中古車ばかり。
なぜならば、
私の両親が
昔っから
中古車にしか 乗らなかったからだ。
いまでも
よーく覚えている。
私が小学6年生の頃、
両親は 共に
" 超 " がつくほどの
ポンコツ車に乗っていた。
用事があって
学校に迎えに来てもらう時などは、
我が家のポンコツ車を
みんなに見られるのが
もう恥ずかしくって 恥ずかしくって....。
クラスの男の子たちには
" ユウリんちの車は おんぼろグルマ "
" あっ!ユウリんちの おんぼろグルマが来たぞ〜!"
...などと言って、
ずいぶんと からかわれたものだった。
迎えに来てもらうたびに
" おんぼろグルマ" を指さされて
笑われるもんだから・・
さすがの私も 羞恥心が限界を超えてしまい...
以来、
迎えに来てもらう際は
学校の裏側に止めてもらうよう
両親に懇願したのだった。
すると父は、
笑いながら
私にこう言ってきた。
「 " おんぼろグルマ " に乗ってたって
なーんにも恥ずかしいことなんてないさ。
笑われたって 堂々としていればいいんだ。」
.......と。
そこですかさず
私は 父にこう言い放った。
「お父さんは社長なんだから もっといい車に乗ったらいいのに 」
私は いつも疑問に思っていた。
お父さんは 会社の社長をしているのに
なんで いい車に乗らないんだろう・・
よそのお父さんは 社長をしてなくても
ピカピカで すごくいい車に乗ってたりするのに・・
......と。
「お父さんは社長なんだから もっといい車に乗ったらいいのに 」
この 私の言葉を受けて
今度は 父がこう言ってきた。
「 新しい車とか 大きな車とか
高級車に乗ることを良しとする人もいれば、
お父さんみたいに
車は ただの移動手段だと考える人もいる。
大事なのは 車の良しあしではなく、
乗っている人 本人の良しあしだ。
たとえば、
髪がボサボサでだらしのない格好をして
挨拶も ろくにできない人間が
" おんぼろグルマ" に乗っていたら、
稼ぐ力がない貧乏人だとみなされる。
だけれども、
普段から身なりを清潔に整えていて
言葉使いや気配りがしっかりとできている人が
" おんぼろグルマ " に乗っていれば
あぁ... この人は倹約家なんだなと
なかば 尊敬の眼差しで見られるのだよ。」
....と。
父に そう諭されて以来、
私のなかでは
" 車=ステイタス "
ではなく、
" 車=移動手段 "
という概念が成り立つようになった。
父も 母も
自分に恥じない生き方をしているからこそ、
堂々と " おんぼろグルマ" を運転していられたのだろう。
そして
何より...
私たち
子供3人の将来のために
少しでもお金を貯めておこうと
必死だったからこそ・・
" おんぼろグルマ " を所有していることに対して
羞恥心など微塵も感じなかったのだろう。
現に
私たち兄弟は3人とも、
田舎から上京して
都会の私立大学に通わせてもらい、
青春を謳歌させてもらった。
両親には ほんとうに感謝しかない。
私も
両親がそうしてくれたように...
我が子どもたちを想いながら・・
我が人生、
何に重きを置くかをよく考えながら
暮らしてゆくことを大事にしたいし、
両親のように
自分に恥じない生き方をしていきたいと思う。
ちなみに・・・
現在乗っている ピンクの愛車は
故 義父から譲り受けたものだ。
譲り受けた時には すでに
ポンコツに近い状態で...
義父が天国へと旅だった際に
夫が廃車処分にする予定だったのだが、
義父が生前、車を購入する際に
あとあと、
お嫁さん( 私 )が乗ってもいいように・・
との想いで、
カラーをピンク色にしたのだということを
夫から聞いていたこともあり、
また、
子どもたちが まだ小さかった頃は
義父がこのピンクの車で
電車を見に行ったり、お菓子を買いに行ったりと
いろんなところに連れて行ってくれたものだった。
そんな義父と子どもたちとの思い出が
い〜っぱいに詰まった
義父の温もり残る.. このピンクの車・・・
だいぶ年季が入っているが まだ乗れなくは ない。
などという理由から、
もともと 廃車寸前の車に乗っていた私は
その車を処分して
義父の ピンクの車に乗ることにしたのだった。
いまでは タイヤも だいぶすり減ってきており、
まぁ
なにせ 車の運転が....
" 超"がつくほどヘタクソなもので...
あちこち かすり傷だらけで
もう ほんっとうに 廃車寸前。。
夫が、
" 中古車だと 修理の手間もかかるから
新車を購入して それを長く乗ったほうがいい
そろっと この機会に・・ "
と、 新車購入を勧めてきてくれ
子どもたちも乗り気だったのだが、、
" う〜ん....
いや、、まだまだ乗れるっ! "
妖怪ケチケチばばあ
.......ならぬ、、
両親譲りの
とっても倹約家な乙女であるワタシは
結局、
タイヤだけ交換することにして・・・
ピンクの愛車クンとの交際を
延長することに決めたのだった。
夫いわく・・
" 2年後の車検には さすがに もう通らないだろうなぁ..."
とのこと。
....ということは、
あと2年は キミと一緒にいれるのね〜(≧∇≦)/
....というわけで、
ピンクの愛車クン💗
もうあと2年! どうぞよろしくねっ(*˘︶˘*).。.:*♡
🌼こんにちは〜!ワタシのnoteに遊びにきてくださり、ありがとうございます🌼
記事の冒頭では...
真っ赤なポルシェに乗ってるなんて・・
真っ赤なウソついてしまいまして...
まことに申し訳ございませんでした。
ウソつきは
乙女の始まりです。
というのも....
ウソです。
真っ赤な・・・
いえ....
真っピンクなウソです。
ウソつきは
泥棒の始まりですね。
はい、
ワタシは 泥棒です。
そして...
アナタだって・・・
note世界中に無数に存在する💗
ワタシたちは おたがいに
💗 を奪いにゆくハート泥棒です。
....というわけで、
アナタとワタシ・・
同罪ってことで.....
おほほほほっ💗
もうすぐハロウィンですね🎃✨✨
ピンクの愛車で アナタのおうち🏡に行って・・
「お菓子🍭くれないと イタズラしちゃうぞ〜っ!」
...なんてことは、、
残念ながら できないので....
その代わりといっては なんですが・・・
近いうちに
アナタのハート💗 を奪いにゆきます!
だってワタシは 、
アナタのハート泥棒💗ですから・・・
おほほほほっ💗
秋も深まってまいりましたね🍁✨
秋の夜長を🍁✨✨ゆっくりとお愉しみくださいね(*˘︶˘*).。.:*♡✨✨