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【風水体験記#89】うつと風水の関係性の風水
こんにちは。常見多聞です。
今回は、うつの人と風水について、私の体験記を記していきます。
誤解を避けるために、最初に結論を書きます。
うつには色々と原因があり、原因は風水だけとはいえない。
風水が凶の状態で、うつに関連する人は一定数いる。
風水が吉の状態でも、うつの人は一定数いる。
ということですです。
前者は、凶によって起きる現象のうちの1つとして、うつとなった。
後者は、風水が吉でも他の要因が揃えば、当然うつになる、ということです。
つまり、本来の大元の原因は本人の中にある、ということです。
実際には、他のことも全てそうなのですが、
(本人に起きえないことは起きない、起きうることだけが起きる)
誤解をされないように記しておきます。
とはいえ、中国伝統風水の観点から、
様々な関連があることも確かです。
複数の凶が重なっている
あるお宅へ風水鑑定に訪問した際、この家に引っ越してから、娘さんがずっと引きこもってしまっている、というご相談がありました。
中国伝統風水には「五鬼」という概念があり、この気が来るところで寝ていたりすると、五鬼に関することが起きやすくなる、というものがあります。
鬼というのは、中国では幽霊や魔が刺す、判断ミス、何かにとらわれる、という要素があります。
しかし、この五鬼は、どの家にもあります。
つまり、それだけでは、不十分で、ここに別の強い悪さが加わっていたのを見つけました。
そうすると、五鬼の悪さが強まりの影響を受けている、と判断しました。
よく、不浄な場所という所が各地にありますが、そういう場が家の中で出来上がってしまっていたわけです。
吉でもうつになってしまう人
ある夫婦の家に風水鑑定に訪問した際、
ご相談内容が、旦那さんが、しばらく会社を休んでいて、、、というものでした。
宅内の風水を見てみると、多少はあれども、大きな問題はなく、寝ている位置はむしろ吉でした。
風水の知識だけでは、ここまで旦那さんが苦労されるとは思えなかったのですが、
奥様もうつの状態で、お二人で相互作用と言いますか、関係性においてそのようになっており、そこから抜けられない、という感じが伝わってきました。
風水は環境でもあるわけですが、人間関係や夫婦関係もひとつの環境というわけです。
安眠できない場所
中国伝統風水では、寝る位置を最重要項目としてみますので、この寝る位置が悪いともちろん良くないのですが、悪いにもいくつものタイプがあります。
その中に、安眠できない場所があり、気が活発過ぎて、眠れない所があります。
目が冴えてしまったり、気になることが頭から離れなかったり、こうしたことが毎日続くと、やはりメンタルは疲れてきます。
こういうところで寝ているうつの方もおられました。
古い家による影響
ある男性から風水鑑定の依頼があり訪問したのですが、予約のメールの段階で文章の雰囲気がどことなく暗いと言いますか、哀愁が漂っている感じがしていました。
実際に家もそのような感じで、とても古い家に住まわれていました。
昔からある家で、そこで家族で暮らしていたが、みんな出ていってしまい、自分1人である、ということでした。
両親、祖父母の遺品や家具や生活用品がたくさんあり、2階建ての各部屋には、とても1人で住んでいるとは思えない、たくさんの棚やタンスや遺影があり、自分のものでないから、遺品だからと、なかなか片付けることができないそうです。
重い念のようなものを感じまして、そのような環境の中、大凶の場所で寝ている、ということがあり、吉の場所で寝るためには、あらゆるものを移動するか処分するかしないと難しい、という状況でした。
本人が気力十分でないため、すぐに吉で寝る環境を作ることもできない、蟻地獄にハマっているような状態を感じました。
出来ることから、コツコツと継続する、ということになりました。
なかなか大変な道のりだと思いましたが、
中国伝統風水では、物が置いてあると良い、悪いの判断がありますが、物があり過ぎるので、
物を置くべきでない所がから手をつけてみましょう、ということで、一歩前進しました。
凶だからうつになるとは限らない
当然ではあるのですが、
全国の人の家の風水を一気に見たとすると
凶方位で寝ている人は、たくさんおられるわけです。
でも、そこで寝ている人が全員うつになるのではなく、その人に起きうる苦労が起きやすくなる、ということなわけです。
その苦労は風水が原因、であるとも言えるけど、本人の中にある要素と組み合わさらないと、その苦労は起きない、とも言えるわけです。
どこから改善の手をつけるかも、人それぞれ、ケースバイケースということです。
では、また🫡
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