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【風水体験記#29】家族の中の誰かが犠牲者になる風水

〈風水体験記の目次はこちら〉

こんにちは。常見多聞です。

家族揃って家に住んでいる場合、
夫婦の場合は2人
子供がいると3人4人5人と増えていきますが

増えれば増えるほど、風水の犠牲者が出る確率が高まる、
というお話を書いていきます。


家族の中で犠牲者が出る確率


どんなに優れた風水の家でも、劣った家でも
必ず吉方位と凶方位がそれぞれ存在します。

吉方位の範囲と凶方位の範囲は
それぞれによって異なりますが
吉凶両方存在することについては同じです。

ということは、単純な計算でいうと
住む家族の人数が増えれば増えるほど
凶の場所で寝る人が現れる確率が高まる
ということになります。


凶方位の感覚は体験しないとわからない


私はいろんなタイプの方位で寝てきた経験があるので、
それぞれの場所で寝ている人の感覚や気持ちが、私なりにわかるところがあります。

いつもそこで寝ることが当たり前で、そういうこといちいち疑問を持つことはないので、
こういった無意識にやっていることを風水の知識で意識化してみないと、気づかなかったりします。

気づかないけど、なんとなく大変、なとなく苦労してます、なんとなく自分だけ違うのかな、と思うことがあります。


姿を現さない凶方位の主


風水鑑定に訪問して、よく遭遇するのが
ご家族で迎えてくださるのだけれども
なぜか色々あって、凶方位で寝ている人だけ
姿を現さなかったり、会えなかったり

これに因果や法則があるのかは分かりませんが
私の場合は、たまたまそういうことが多いです。

ご家族は3人ですか?と聞くと
いや、実はもう一人いて、、、
と続きが口ごもってしまうようなシーンもあります。

出迎えてくださるご家族は、なんだか明るいのだけれども
姿を現さない家族が、登校拒否だったり
他の家族とは異なる苦労を抱えていて
その苦労を体験していない他の家族はそれが理解できない、みたいに感じるケースもよくあります。

そういうシーンに出会った時、
あぁ今回の主人公は、姿を現さないこの人だな
この人を救ってあげないと、、、
と思ったりします。


突然、花瓶が割れた


これはちょっと変わった例なんですか
ある意味象徴的な出来事でした。

ある家に風水鑑定に訪問し、
ご家族は4名、出迎えてくださったのは3名
姿を現さなかったり息子さんは、なかなか学校に馴染めない感じでした。

元々の鑑定の依頼のテーマは、お父さんの自営のお仕事に関することで
そのアドバイスが中心になったのですが
出迎えてくださったご家族はみなさんとても明るくて、
寝ている位置も吉を取れていて、
そこに関しては、特別な改善は必要ありませんでした。

しかし、息子さんだけ、大凶に寝ていて、
そのことを伝えて、対処法も伝えました。

ただ、その話を聞いていたご家族は、
まぁあの子はねぇー
という感じで、私が伝えた情報を本人に伝えなくてもいいんじゃないか
自分たちは困ってないし、ちょっとあの子は変わってるから、しょうがないじゃん
みたいな雰囲気を感じました。

その先は、ご家族の問題ですし、
私はそのまま帰ったのですが
その日の夜に、そのお客様からメールが届きました。

急に玄関に飾ってある花瓶が倒れて割れてしまった
なんだか不気味なんですけど、、、

ということでした。


家族からのSOS


こういう時、外応占といって
何の啓示みたいに捉えてうなう手法があります。
例えば奇門遁甲の卜占を使って見るのも常套手段です。

その奇門遁甲の盤の様子や、玄関の方位にある情報から
これは息子さんに関する情報だと思いました。

私はなんとなく、息子さんの無意識がSOSを出しているように感じました。

そこでかなり異例なのですが
この時は次の日に再び訪問し、思ったことをご家族に伝えました。

この家で風水の犠牲になっているのは息子さん
そして、そういう風水ということは、そういう家族関係が生まれて
息子さんを仲間はずれというか特別視というか
(一番年も下だし)言っても伝わらない、と思い込んで対話が欠けている。

でも、息子さんは、他の家族と一緒に同じように接して欲しいし、自分だけ違うというか、この自分だけの違和感を家族に伝えられていない、と。


そんなことを話していたら、
突然、息子さんが部屋から出てきて、私と初対面

こんにちは。と私に挨拶して、家族の中に入ってニコニコしだしました。

人の無意識ってすんごいです。

そしての無意識とリンクしている風水もすごい。

息子さんは、だんだん学校に馴染んできて、ご家族とのコミュニケーションも変わってきて、明るくなったのだそうです。

家に訪問する風水鑑定の場合、
今回の主人公を感じることがあります。

主人公の無意識からのメッセージを汲み取ってあげることが大切だと体感しています。

凶の場所で寝ていた経験者として


私の人生を振り返ると
小学生以降ずっと凶方位で寝て育ちました。

苦労が伴ったわけですけど
そのおかげで身についた能力や個性もたくさんあります。

そして、それが今の人生に生かされていると感じます。

過去に鑑定したお客様の例でも
学生時代苦労の場所で寝ていた娘さんが
社会人になって、すぐに抜擢されて大いに活躍しているとか
実はすごい人だった、すごい人に成長した
という例もたくさんあります。

風水鑑定に訪問すると、自分の子供が凶方位で寝ていることを過剰に反応して、心がぶれてしまう親心に遭遇することがありますが

長い目で見て、見守ってあげるような
包み込むような大らかな心持ちも
大事かもしれません。


では、また🫡

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風水コンサルティング見聞堂
風水大学

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