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フュージョンイズムを考える
先日、友人社長の呼びかけで「タクヤ会」なるものに参加してきました。
卓也、拓也、拓哉など、タクヤの名前で集まって会食するだけなのですが
DXアドバイザー、公務員、ベンチャー企業社長など
面白いタクヤ5名で、楽しく会話できました。
初対面の方もいて、世代もバラバラなのですが
「タクヤ」という共通項だけで何となく親しみもわき
心理的なハードルが下がるのが興味深いですね。
小さな事項でも相手と共通項を見つけることは
コミュニケーションの基本です。
クライアントとの商談でも、ザツダンの中でも必要なスキルだと思います。
優秀なコンサルは自身の体験をクライアント担当者の悩みと
紐づけるのが上手いです。
信頼に繋がるひとつのポイントとも思います。
一方で違う会社や組織の人とお話ししていると、
独特の雰囲気を感じる場面があります。
組織風土やイズムがそれにあたると思いますが、
他者・他社との比較で自社の違いやGood & Moreを感じる場面もあります。
社員が増え「フュージョンイズムが新しいメンバーに伝わっていない」と
四半期ごとに実施しているマネージャー・プロフェッショナルとのディスカッションで話がありました。
イズムとは主義・流儀の事を指します。
ディスカッションで出た当社の良いイズム(流儀)をいくつか紹介すると、
・言われた事だけではなく、真の課題は何かを知ろうとする
・机の向こう側の精神で、クライアントと同じ視点で考える
・誠実さ、丁寧さ、優しさ、クライアントへ寄り添って考える
・やった事がなくても、すぐに出来ないとせずにどうやるか考える、
または代替案を出す
・店舗購入や商品やサービスの利用など自分自身が直接体験して考える
といった姿勢について多く意見があがりました。
私も共感します。
イズム(流儀)は、社内規程の様なルールではありません。
長い時間をかけてクライアントからのニーズに応え、
信頼をされるために何をすべきかを考え実行し、
多くの失敗をしながら試行錯誤して生まれた会社としての振る舞いだと思います。
さらに、それは社員全員の振る舞いや言動から滲み出るものだと思います。
あるメンバーが
「クライアントは私が新人かどうかなんて関係ない。
プロとしての支援を期待しているのだ。」といった事を話していました。とても嬉しかったのを覚えています。
イズムの浸透、体現のひとつとも言えるエピソードですね。
当社のnoteを見て、会社の雰囲気や大事にしている事を感じてくれる外部の人も多いです。
採用面接をしていると沢山の方が感想を教えてくれます。
最近、私が気にしている事は「難しいですね」と言わないことです。
「難しいと感じた事は何なのかを考える」ようにしています。
難しい事はビジネスのチャンスです。
そして「難しいよね」で議論から逃げない。
当社の3つのコアバリューから生まれる
フュージョンイズムをこれからも大事にしていきたいと思います。
Think out!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。