日記20241112-私の脳でキスするなよ
・スマートフォンが壊れた。画面の半分が真っ暗になってしまった。電源を入れて放置すると、段々と気味の悪い虹色に変色していく。液晶が壊れてしまったらしい。本当にツイてない。
仕方ないのでパソコンのみで生活してみた。instagramやXはPCだと使いにくいので完全に絶ち、元々youtubeはほとんど見ないのでNetflixだけで生活していた。マジで暇だ。
しかし意外にも3日ほどで慣れた。どれだけの時間をSNSで無駄にして精神を削っていたのか、意図せず思い知らされることになった。折角なら本でも読もうということで、久しぶりに読み始めた。
古本屋で買って暫く放置していた小説。私は大抵タイトル→冒頭の内容と文章の雰囲気の順番で本を選ぶ。表紙なんかマジで信用していない。あんなの文章と何のかかわりもない。売れる為に、表を飾っているだけだ。私はウキウキしながら読み始めた。そりゃそうでしょう。
主人公は若い女の人で、男の人と食事に行くシーンから始まった。なんだか妙にリアルで、そのあたたかい雰囲気が懐かしくて、読み進めていった。話が弾むーーー楽しそうだーーーー二人で外に出て歩き出したーーーーなんか心地よい雰囲気ーーーー夜中の公園での会話ーーーーあ、あれ怪しいぞ…
キスした。
えー。ご丁寧に接吻とか書かれていた。キスしたんですかこの人たち。そんなえっちな。私の脳内でキスしたんだ。
多分私は選ぶ本を間違えた。とても大学で読める話ではないし、もうそこから怖くて読めていない。もう20代なのにこういうところでどんと構えることができない。乙女なので。
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どうでもいいけど、大学の講義室で今日「本を貸して」ってまた男に頼まれた。ずっと私が適当に勧めた本を隣の席に座って読んでいて、最初はなんとも思わず楽しく話していたが、流石に気持ち悪かった。彼氏がいることを伝えても無駄だったので、仕方なく話を流した。大して可愛くもないし愛想も良くない私に話しかけてくる奴は、大抵私ならいけると思っていて、性格がすこぶる悪い。これは流石に言いすぎだけど。
私、一途なんだけどなー。