地域との協働
このたび素敵なご縁に恵まれて、認定NPO法人「動物愛護を考える茨城県民ネットワーク CAPIN」様と協働させていただくことになりました。
地域との交流と一言でいってもなかなか実現が難しいこと。障害がある、なし、にかかわらず地域と交流し、地域の中で育ち、地域の中で生活をし続けていくってどういうことなんだろう。
地域交流をする際に最初に立ちはだかるのは「知らない」という壁だと思います。「知らないから怖い」「よく分からないから怖い」。
怖いから距離を置く。
けれども、お互いに歩み寄り、互いを知ることができれば「知らないから怖い」という壁はまずはなくせるのかなと思っています。
その第一歩として。
CAPIN様に来られているボランティアの方々との関わりや、シェルターにいる動物たちとの関わりを少しずつでも広げていけたら良いなと思っています。そして子供達にも命の尊さや助け合いの精神などを伝えていきたいと思っています。
私自身、犬や猫のシェルターについてほとんど知識がなく、収容されている動物たちもなんだか恐ろしげな感じがしていました。でもお話しを聞くうちに、共感できることがたくさんあり、犬も人間もそんなに違いはないなと思うようになりました。「犬がこういう動作をしている時はストレスを感じている時です」というようなポスターが貼ってあったのですが、そういう動作を一つとっても「あれ?人間でもこういう人いるな」なんて思ったりもしました。
一番上の写真はふうせんかずらの子供達が作った「なつのよぞら」の作品です。これをCAPIN代表の鶴田様にプレゼントしました。大変喜んでいただけて、子供達が作った作品が誰かを楽しませたり喜ばせたりすることができるんだということに私自身もすごく嬉しい気持ちになりました。
CAPIN様があるのは里山の自然豊かな環境の中です。
ふうせんかずらのスタッフも2回ほどお邪魔させていただき、代表やボランティアの方とお話しをする機会をいただきました。たくさんの犬や猫が収容されていて、虐待を受けたり、病気や障害がある動物もいました。そういう動物たちのお世話を有志の方々が交代でされています。長い目で見た時に、ふうせんかずらの子供たちも少しでも何かのお手伝いができたり、誰かの助けになったりできるよう少しずつ、場所や人になれ、できることを増やしていこうと思っています。
まずは場所に慣れることから。そしてボランティアの方々と顔見知りになることからはじめていきます。挨拶ができるようになり、少しずつ場所にも慣れてきたら、新聞紙の仕分けや洗濯物を干すことなど、できるお手伝いをしていけたら良いなと思っています。また、シェルターの外壁に絵を描いても良いと言っていただいたので、ふうせんかずらの子供達とぜひ挑戦してみたいと思っています!そしてせっかくの自然豊かな環境なので、この中でたくさんの経験もできたら良いなと思っています。
怪我なく安全に過ごせることがまずは一番大事なので、無理のない範囲でゆっくりゆったり。そんなふうに関係を築いていきたいと思っています。
保護者の皆様にもご協力をいただけますと嬉しいです。
つたえるってたのしい
つたわるってうれしい
ふうせんかずら