お月様も教えてくれない
困った時は誰かを頼るといいと
人は言うけれど
頼れる人がいない時
信用できる人がいない時は
どうすればいいのだろう
アドバイスをくれる人はいたとしても
私に手を差し伸ばしてくれる人は
誰もいない
たとえ助けてくれる人がいたとしても
それが誰なのかが分からない
誰も教えてくれない
お月様も教えてくれない
私がどんなにもがいても
相変わらずお月様は
丸くなったり薄くなったり
ただイタズラに
月日だけがどんどん過ぎて行く
今日も私はひとり
明るく輝く未来を
お月様にそっとお願いする
この日常が少しずつでいいから
変わっていきますように