最後まで読むのが怖い本
すごく好きなんですが、読み終えてしまうのが怖い本があります。
それがこちら。
ダルシーという猫の一生の物語です。
タイトルに「あたしの一生」とある様に、物語は猫視点で進んでいきます。
飼い主の女の子を「下僕」呼ばわりしたり
自分中心に世界は回っているんだと言わんばかりの振る舞い
私たちが想像する「勝手気ままな猫」そのものをイメージさせてくれます。
序盤の、ダルシーが女の子と出会い幸せな日々を過ごす様子。
とても胸が暖かくなります。
でも、猫に限らずペットを飼った経験がある方にはわかるはず。
いつかお別れが来ることを。
本当にまだ数ページしか読んでいませんが、
最後に物語がどうなるのか
この幸せが終わってしまうのか
怖くて読み進める事ができません…。
でも、寝る前に読むととても幸せな気分になれます。
猫を飼っていた事がある方は、序盤の幸せいっぱいな場面でも涙が止まらなくなるかもしれません。
私も過去に飼っていた猫を思い出しました。
仕事やら、人間関係やら、疲れてしまった時に。
一押しの1冊です。
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