上司や先輩と良い関係を築くために、見なおすと良い癖とは
こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。
新入社員研修で受講者の皆さまより、
「上司や先輩と良い関係を築く方法が知りたい」
「上司や先輩と上手に付き合うにはどうしたらいいですか?」
という質問をいただくことがあります。
上司や先輩と良い関係を築くことは、新入社員の皆さまにとって大きな関心事でもあり、社会人生活を送る上で大切なことです。
そこで、新入社員であるあなたにできることを一つお伝えしたいと思います。
あなたが話しているとき、相手がどんな態度だともっと話したいと思いますか?興味をもって聞いてくれていると感じるときではないでしょうか。
ビジネスでも同じです。
上司や先輩が話したくなる、仕事を教えたくなる「聞く態度」についてお伝えします。
■聞く姿勢
背もたれに寄りかかったり、ふんぞり返ったりするのはNGです。「あなたの話に興味がない」というメッセージになってしまいます。
座るときはあまり深く腰を掛けず、背もたれから10㎝ほど空けて、やや前傾姿勢で話を聞きます。
仕事を教えてもらったら、しっかりメモを取って覚える努力をしましょう。
■視線
話を聞くときは相手の目をまっすぐ見ることです。
恥ずかしくてなかなか難しいと感じますか?
そんなときは、相手の眉から鼻のあたりに視線をおいてみることから始めましょう。そして、目つきはやわらかく、を意識します。
■自分の癖
目上の方や上司と話すときは緊張するものです。緊張していると、自分の癖が無意識に出てしまいがちです。
脚や足を組む、腕を組む、髪の毛を触る、時計を見る、ペンをまわす、などの行為は落ちつきのない印象や、横柄な印象を与えてしまいます。
家族や親しい友だちに聞いてみるなどして、普段から意識して直すようにしましょう。
「仕事を教えてくれない」と感じますか?
上司や先輩も完璧ではありません。あなたの「聞く態度」によって、ネガティブな気持ちになってしまうこともあります。
あなたに仕事を教えるために時間を取ってくれたことに感謝を伝えることもできますね。
こうしたポイントをおさえて、「教わり上手」な新入社員になりましょう!
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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事
文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社での実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、4社を経営。
企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。