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育成は三位一体で

こんにちは、人材育成スペシャリスト 古谷治子(ふるやはるこ)です。

 サッカーW杯、日本は残念ながら8強を逃しましたが、強豪に打ち勝ったスピード感あるプレイに胸が熱くなりました。日本はいま世界ランキング24位。10年前は47位ですから着実に進歩している。その裏には、日本サッカー協会が取り組む三位一体の強化策があります。

 三位とは、①代表の強化、②指導者育成、③ユース育成のこと。世界と闘うため、サッカースポーツの裾野を拡げながら代表を強化し、コーチと若手をそれぞれ育てるアプローチです。

 加えて、選手が移籍する際は、連隊貢献として育成したクラブにトレーニング費用(育成保障金)が支給されるインセンティブもある。エリート強化だけではなく、将来を見据えた指導への投資が、成果となっているのでしょう。

 これはビジネスでの育成にも言えることです。時間をかけて経験を積ませる育成が難しい時代だからこそ、指導者もバージョンアップすべき。指導者のコミュニケーション能力によって、Z世代の取り組み方は大きく変わってきます。

 効率のいい指導を目指して、教える側をいかにサポートするかも我々教育会社の課題です。

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株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事

文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社で9年間の実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、4社を経営。

企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。

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