【DTM】REAKTOR ほか プラグインシンセのはなし
こんにちは!
三連休の中日。
病院通いも終えて、まったりしようかという
時間になりました。
本日は、プラグインシンセなどの記事を書いてみます。
各シンセの感想、とかですね。
これから購入する方の参考にでもなれば・・・・・。
「REAKTOR」なんかはあまり記事を見かける
事がすくないのでそれなりに貴重
なのじゃないかと・・・・
ではいってみましょう!
BABYLON2(W.A.Production)
BABYLON2 はチェコに拠点を置く音楽関係
ソフトウェアの開発、販売会社である
W.A.Production の開発したプラグインシンセです。
最近、やたらとYouTubeのCMが出てきます。
バージョン2が発表された時点で
先着〇〇名様は大幅値引きで購入可能!
というセールがあって購入しました。
この製品は直接、購入したんですよね・・・。
チェコの会社だとか、今気づきました。(汗)
いわゆる、ウェーブテーブルシンセってやつ
ですね。
出音はまあ、ギュインギュインな
ベースとか特長的で
これもEDM系を念頭に開発されたんじゃないかという
印象のシンセです。
プリセットも結構な数、収録されていますが
比較的、似たような印象のプリセットが
連番的なプリセット名でならんでいる印象です。
そこまで、特徴的な変化は少ない気がします。
音そのものも、バキバキ感が強いので
実際の使用の際は
リバーブとかエコーなんかの
エフェクトを挿すと良いんじゃないかと
思っています。
インターフェイスは「一画面で音作りの
すべてを完結させる」べくデザインされている
らしい。
インターフェイス部分はネオン管みたいな
色に設定可能です。
やはり、黒地のダークバックグラウンド
が映える気がします。
購入してあまり使っていませんでしたが
収録されているバキバキのベース音が
クセになりそうな個性的なプラグインシンセです。
CARBON ELECTRA(PLUGIN BOUTIQUE)
PLUGIN BOUTIQUE は、イギリスに拠点を置く
プラグインソフトウェア関係の販売を主に
行っている会社で、常々、いろんなセールを
展開しているので
DTMerの方にはおなじみかもしれません。
いくつかのプラグインソフトの開発も
やっていて
私は以前、「SCALER 2」というスケール
バッキングの補助ツール?を購入していたのですが
このシンセも安売りをしていたので
クリプトン・フューチャー・メディアの
DTMソフトウェア販売サイト
「SONICWIRE」経由で購入しました。
出音は結構、バキバキ系というか
ポッキポキ?感のあるエレクトロな音が
特長的です。
とあるDTM関連のYouTube動画では
「SERUM」と「MASSIVE」の中間くらい?
みたいな感じだそうです。
「SERUM」欲しいけど高い(定価3万くらい)
ので「SERUM」っぽいシンセないかな…
みたいな向きにはおすすめできるシンセです。
もちろん、プリセットもたくさん収録されて
いるので実用上困ることはなく
定価は8千円くらいですがセールで
3千円くらいで買える事もあるので、その時が
買い時ではないでしょうか。
REAKTOR(NativeInstruments)
「REAKTOR」はNativeInstrumentsが一番初めに
開発・販売したプロダクトで、最初は
「GENERATOR」という名称で販売されていたらしい。
最初の発売が1996年なので
もうすでに28年ほど経過(2024年現在)
している古株なプラグインですな。
このソフトは
単なるプラグインというわけではなく
音響、MIDIなどの音声信号を処理する
プログラムを開発できる
開発統合環境という感じのソフトで
前述した起動画面の
「Play」を選択することでシンセとして
利用できる仕組みになっています。
私は最初、バンドル「KOMPLETE SELECT 14」
をMIDIハードと一緒に入手した際
REAKTORプレーヤーと、「MONARK」「PRISM」
という「REAKTOR」上で動作するシンセを
使い始めたところから
フルバージョンにバージョンアップして
使っています。
こういうソフトなので
「REAKTOR」は「REAKTOR」上で開発された
プログラムのプラットフォームという
立ち位置にあるソフトです。
とりあえず、私が所有する
「REAKTOR」上のソフトシンセについて
「MONARK」
「PRISM」
「ROUND」
「ROUND」のド派手なシンセサウンドは
結構スキです。
「TRK-01」
この「TRK-01」はEDMの特長的なキック、ベース
サウンドを専門に作り出す
シンセサイザーです。
各モジュールは別々に動作する
バージョンもあります。
この「TRK-01」はプリセットがサウンドと
シーケンスを組み合わせたプリセットに
なっています。
DAW側でMIDIを鳴らすノートだけ
作成しパターン含めTRK-01プリセットを
鳴らす形にするか
各キック、ベースの音をワンショットで
鳴らすこともできます。
なかなかユニークな音源ですが
理解するのに少し時間がかかりました。
「REAKTOR」での音源の起動
REAKTORで各シンセを起動するには
Player画面で各ソフトのフォルダを
選択すると
フォルダ内に含まれる実行ファイル
(これをアンサンブルと呼ぶ)
が表示されるので、このアンサンブルファイルを
右側にドラッグアンドドロップすることで
立ち上がります。
フルバージョン「REAKTOR」のファクトリープリセット
「Effects」
「Grooveboxes」
「Sampler」
「Sequence Synthesizer」
「Sequencer」
「Sequencer」カテゴリに含まれるこの「SPIRAL」は
MIDIノートを自動でジェネレイト(生成)
するタイプのシーケンサーです。
どうやってDAW上の楽器をこれで
鳴らすのか?
最初はちんぷんかんぷんでしたが
古いバージョンのREAKTORのQ&Aに
書いてありました。
DAW上のトラックのMIDI INなどの設定にて
「REAKTOR」を指定しておき、
「SPIRAL」側の動作設定をプラグインに
するといった、ひと手間が必要になりました。
MIDI信号をやりとするので
DAW側に「SPIRAL」で作成したシーケンス
パターンをMIDIで記録することも
できます。
「Sound Generators」
このアンサンブルは起動した時点で音が
鳴り始めます。
音(サウンド)を自動的に生成する
タイプのプログラムの様です。
先の「SPIRAL」のサウンド版という感じでしょうか。
「Synthesizer」
やっとたどり着きましたシンセサイザー。
色んなタイプのシンセサイザーが用意されています。
この「CARBON 2」も不思議な音が鳴って
面白いです。
なお、各アンサンブルの中で
プリセットが用意されているものは
プリセットのフォルダーと
リストを辿ることで
プリセットを呼び出せます。
選択するだけでプリセットがロードされるので
らくちんです。
なお、最初に説明した通り
REAKTORは開発環境でもあるので
エディットが許可されているアンサンブルは
アンサンブルを構成するブロック要素
なんかを見ることができます。
次の画面は「PRISM」のエディット画面になります。
ユーザーライブラリーの利用
「REAKTOR」は開発環境としてユーザーが自由に
アンサンブルを作成・公開できるように
なっています。
「REAKTOR」の画面で「Files」タブを選択し
ユーザーライブラリーを保管した
フォルダーを選択してユーザーが作成した
アンサンブルを起動できるようになっています。
ユーザーライブラリーはNativeInstruments社の
WEBサイトから確認することができます。
自由にアンサンブルをダウンロードし
利用できます。
開発者様に感謝しつつ、ありがたく使わせて
頂きましょう!
という感じで結構長くなってしまいました。
とくに「REAKTOR」に関しては日本語で
解説しているテキストが少なく
あっても5年~10年以上前だったりしているので
頑張って書いてみました。
最新のKOMPLETEを購入したけど
「REAKTOR」が「MONARK」なんかの
シンセ以外の操作とかよくわからない!
というユーザーの一助になってくれれば・・・
そんな感じで、わたしもこれからも
勉強して(遊んで)いきたいと
思います!