
フルタ丸の2024年を振り返ってみたりして
正月飾りを飾りましたフルタジュンです。
自分の仕事納めはまだ見えず、つかの間の息抜きでこれを書き始めています。正直、年末年始の自分にとっての恒例であるレザークラフトがやりたくて仕方ないです。
振り返ってみるに、フルタ丸としては例年にないほど活動的な一年になったと思っていて、まずはざっと書き出してみます。
・5月 フルタ丸講談プレイベント(短編『走馬灯助演女優賞』を上演)
・7月 フルタ丸講談vol.3『口車ダブルス』
・7月 フルタ丸講談アフターイベント(上映会)
・11月 フルタ丸Reload『ひとりごとターミナルX』(一夜限りのメンバー復活公演)
・12月 フルタ丸講談『あの町に紙がある』(美濃公演)
去年の今頃、決まっていたのは、7月のフルタ丸講談vol.3『口車ダブルス』だけでした。その後、気付けば色んなことをやることにしたり、お声掛け頂いたりでこんな一年間を過ごすことができました。どれもこれも思い入れのあるイベントや公演ばかりとなり、だいたいずっと笑っていた。ほんと、ありがたい事です。
結成22年目の劇団の動きじゃないなと思います。20代の頃なら分かるし、30代前半だった頃はこれに近い活動量でやっていた時もありました。けど、ここ10年くらいは、そういうわけにもいかなった。途中コロナもあったし、メンバーも半分になったし、それ以上に活動における指針みたいなものが見えなくなっていた。今年は自分の中でそれが見えてきて、だんだんクリアになってきて、そこに上手く乗っかっていくことができた。去年から劇団として注力しているフルタ丸講談という表現手法が育ってきたことも大きかったです。
この前、メンバーの真帆と篠原に、僕が劇団でやりたいと思っていることを紙に書いて渡しました。43歳がやることではないと思いながらも、書き出していくと、まだまだあるんですよ。あれもこれもとやってみたいことが沢山あって、自分はなんて欲深いんだとも思いましたし、執着があるんだろうなと。劇団における創作に色々な可能性を感じています。というわけで、引き続きフルタ丸を気に掛けて頂けたら幸いです。
皆様、よいお年をお迎えください。
フルタジュン