初夢はなんでしたか。
新年あけましておめでとうございます。
2024年1月1日月曜日、ではなく、
1月2日イレギュラーの火曜日に、真帆が新年のご挨拶をお届けします。
早々に色々と大変なことが起きていて、そのことを思うとおめでとうと言うのもなんだか憚られますが、だからといって全く触れないでいるのも、それまたちょっと違うかなと。
どういう言葉をかけるのが正解なのかもわからず、どうかご無事でと、ありきたりな言葉で願うことしかできないのでありますが、それでも、どうか、どうかご無事で。
昔々、私がまだ子供だった頃。
毎年1月2日は祖父母の家に親戚一同が集まるという恒例行事がありました。
大人たちは酒を飲み寿司を食べ、天ぷらをつまみ、箱根駅伝を片目にあーだこーだと話している。
今だから言えるけど、子供だった私は、お酒を飲むこともできず、寿司も嫌い。団地の近所にあるのはライフだけ。
年齢が近い子供もいなかったので遊ぶことも出来ず、つまらないなあと思っていたんですね。
だけれど、毎年毎年、叔父さんが天ぷらを揚げてくれて、私は叔父さんが揚げてくれる芋の天ぷらが大好きで、この芋の天ぷらの為だけに、板橋の祖父母の家に行っていたと言っても過言ではありません。
過言です。
1番楽しみだったのは、もちろんお年玉です。
けどまあとにかく、お年玉に次ぐくらい芋の天ぷらが楽しみだったわけですが、ある年、芋の天ぷらが出てこなかった事がありました。
だいたい芋は海老とかかき揚げとか、メインの後、最後の方に揚げるので、芋はまだかなーと、のんきに玉ねぎ揚げを食べて待っていたわけです。
しかし、待てども待てども、芋の天ぷらは出てこない。
我慢できなくなって母親にこそっと「芋の天ぷらまだ?」と聞いた次の瞬間、母からは衝撃の言葉が返ってきました。
「今年は芋の天ぷらはないよ。だって今あんたが食べてるのは、天ぷらじゃなくてフライだからね」
天ぷらじゃなくて、フライ…??
これは、玉ねぎ、フライ…??
そうです。無意識ではありますが、しっかりと中濃ソースをつけて、玉ねぎのフライを食べていたのであります。
どうりで!シソの天ぷらもないわけだ!
思い込みというのは本当に怖いもので、私はその年、フライを、心の底から天ぷらだと思って疑わず、食べていたのです。
もちろん私の勘違いはみんなに知れ渡り、笑われました。恥ずかしさで、芋の天ぷらへの期待も食欲も消え去り、すっかりと意気消沈したのを覚えています。
なぜ、何年も何年も天ぷらだったのに、あの年に限ってフライだったのか。知る由もありません。
さて。年末のラジオで、2023年は『受』の1年だったと話しました。2024年の漢字は
今年は辰年。私は年女です。
昔から辰年は気に入ってました。龍ってかっこいいじゃないですか。ドラゴン。強いし。
ちなみに動物占いはペガサス。
ゲッターズ飯田の五星三心占いは金の鳳凰座です。
架空の動物を極めているわけであります。
ドラゴンもペガサスも鳳凰も、大きな翼で羽ばたくわけですから(辰に翼ないだろってツッコミは無視します)私の背中にも、そりゃあ立派な羽があることでしょう。
レッドブルに頼らずとも、アイキャンフライ。
御後が宜しいようで。