チャンピオンリバースウィーブ年代判別
前書き
こちらの記事を参考に、自分がわかりやすいようにまとめなおしたものです。
【チャンピオン】リバースウィーブのタグで年代を見分ける方法 (hurugiblog.com)
リバースウィーブとは
・その縦方向の縮みを軽減するため、縦方向に使われていた生地を横方向に
・両サイドにリブ(ガセット)を付けることで、横方向の縮みにも対応
1938年〜1940年「プリティランタグ初期」
白・橙・黒の配色が特徴です。
1947年〜1950年「プリティランタグ後期
1950年〜1951年「小文字ランタグ」
※52まではリバースウィーブ以外も同じタグになっている
1952年〜1950年代中期「タタキタグ前期」
このタグが一番見たいタグなんよおおおおお
1950年代中期〜1959年頃「タタキタグ中期」
1960年〜1967年「タタキタグ後期」
※RNナンバー(会社のマイナンバー的な?)の登場!
そしてコットン100の時代も終わる
1967年〜1970年「タタキタグ最終」
これもかかわいくて好きやなあ
コットン90、ポリエステル10になる
1970年〜1976年「単色タグ前期」
素材がコットン90%/ポリエステル10%
サイズごとに色が分かれている
とくに最初期のものはアンダーバーが入る
tm→R(レジスターマーク)へと移り行く
1976年〜1981年「単色タグ後期」
素材が「コットン90%/アクリル10%」に変わります。
また、サイズごとの色分けがされなくなります。
1977年〜1978年のグレーのみ「コットン82%/アクリル12%/レーヨン6%」の素材が使われます。
1981年〜1983年「トリコタグ前期」
「MADE IN U.S.A.」がウラ面に入る
コットン82%/アクリル12%/レーヨン6%
コットン90%/アクリル10%
1983年〜1985年「トリコタグ中期」
「MADE IN U.S.A.」がオモテ面に入る
また、洗濯表示タグが付属します。
コットン90%/アクリル10%
1985年〜1990年「トリコタグ後期」
コットン89%/アクリル8%/レーヨン3%
1990年〜2000年代初頭「刺繍タグ」
コットン89%/アクリル8%/レーヨン3%
コットン90%/ポリエステル10%
また、1990年代後半からメキシコ製のものが増えます。
そのため、この刺繍タグにはアメリカ製とメキシコ製のものが存在します。
2000年代〜「現行タグ」
それぞれの復刻品との見分け方
前提
左袖にCマークの付く(目付きの場合)、①1984年以降、②現行品、③復刻品になります。
日本語の内タグの有無でも見分けられる
結構再現度は高いので、素材などのでの判断になることも、、、
プリティランタグ
日本語の内タグ有→復刻
とはいいつつも、市場に回らないからほぼ復刻
小文字ランタグ
ギザギザの切りっぱなし→Vintage
ヴィンテージ品は首リブの下にタグを挟んでから縫い付けているのに対し、復刻品は首リブを付けた後に上から縫い付けています。タグの付け根がキレイに収まっているのがヴィンテージ。付け根にチョロっと端っこが出ているのが復刻です。
タタキタグ前期
再現度高め、Cマークと日本語内タグ!
単色タグ
MADE IN U.S.A.
素材名(例:90% COTTON・10% ACRYLIC)の表記の有無
現行の赤タグ、青タグ
赤タグ→US産
青タグ→アジア産
※デザインが似ているので注意
トリコタグ
素材名の有無(例:100% COTTON)
MADE IN U.S.A.表記の有無(※ウラ面の場合もアリ)
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