星空の詩

私は私という人間で生まれてきたけど、もっとこれより他の人生があったんじゃないかと思います。人生は選択の連続で造られていく。誰かを誰かが理解したいというその思いは、本当に愛なんでしょうか。誰かを理解したことで得る愛なんてちっぽけなものだよと私は吐き捨てたい。愛なんて信じない、その言葉の裏側でほんとうは誰よりも愛を信じてる。ただのちっぽけな存在。

星になりたかった。誰よりも高い星空になれたならもう永遠に寂しくなることもないのだろう。たとえ誰かが私のことを忘れても、私はきっとあなたのことをおぼえています。忘れないで、という言葉は果てしない暴力と似ている。今夜またひとつ星が空から消えました。

いったい何を信じればいいの、とあなたはいう。そんなあなたに今日も小鳥はさえずり、花は微笑みかけ、風はあなたの髪を撫でるだろう。私はあなたに一生触れはできないのだという絶望に打ちひしがれたい。あなたの絶望の波をただ一筋の光となっていっしょに溺れませんか?助けるなんてできないよ、あの子は言う。誰よりも透明で絶望の色に私はなりたい。

あなたが生きている今日よりも価値ある日なんてないんだよ


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