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寄附が激減する前に動け!       ふるさと納税でメルマガを有効活用しない自治体は損をする



ふるさと納税の普及に伴い、多くの自治体が魅力的な返礼品や地域の特産品を活用して寄付者を増やそうと取り組んでいます。しかし、競争が激化する中で、他の自治体との差別化を図り、寄付者との継続的な関係を築くには戦略的な情報発信が欠かせません。
現状は、どの自治体も楽天RPPやサイト内広告といった新規獲得広告しか行っておらず、差別化ができておりません。この場合、広告費をより大きく投資できる自治体が寄附を集めやすい構図です。

じゃあ今後はどうするべきなのか??
新規で集めた寄附者をファン化することを同時におこなってください。
メールマガジン(以下、メルマガ)は効果的なリピーター確保ツールとして注目されています。本記事では、自治体職員の皆さまに向けて、ふるさと納税におけるメルマガの重要性と具体的な活用方法をご紹介します。

メルマガが重要な理由

寄付者との継続的な関係構築

メルマガを活用することで、寄付者に対して自治体の魅力や取り組みを定期的に発信できます。一度寄付をしてくれた人に感謝の気持ちを伝えるだけでなく、新たな情報やプロジェクトを共有することで、リピート寄附を促すことが可能です。特に、過去に2回以上寄付をした人の約60%が継続的に寄付を行うというデータがあります。このようなリピーターを増やすためにも、メルマガは非常に有効です。

寄付が途切れるリスクの軽減

寄付が一定期間空いてしまうと、再度寄付が見込めなくなる可能性が高まります。例えば、1年以上寄付が途切れた人のうち、再寄付に至る割合はわずか15%程度に留まるという統計があります。このリスクを回避するためには、定期的な情報発信で自治体への関心を維持することが重要です。

コスト効率の高い情報発信

メルマガは、SNSや紙媒体と比較して低コストで運用でき、幅広い層に直接情報を届けることができます。また、ターゲットを絞ったセグメント配信も可能なため、より効果的なコミュニケーションが実現します。

データ分析が可能

メルマガは開封率やクリック率などのデータを収集できるため、寄付者の関心や反応を把握するのに役立ちます。このデータを基に、より魅力的なコンテンツ作りに反映させることができます。
そして、弊社メルマガは自社の独自システムからの配信のため、メールCVを測定することが可能です。

メルマガ活用の具体的なポイント

魅力的なコンテンツ作り

① 返礼品の最新情報
季節限定の返礼品や新商品の紹介を行うと、寄付者の興味を引きつけることができます。
②イベント情報・季節に合った観光スポット
全ふるさと納税担当者が地元に来てほしい、もっと知ってほしいという思いがあると思います。メルマガを見て、旅行の候補先になるような発信を心掛けましょう。
③ 寄付金の活用事例
寄付金が地域でどのように活用されたかを具体的に伝えることで、寄付者に貢献実感を与えることができます。

定期的な配信と一貫性のあるメッセージ

配信頻度を決め、定期的に情報を発信することで、寄付者に信頼感を与えることができます。また、自治体のビジョンや地域の魅力を一貫して伝えることが重要です。

まとめ

ふるさと納税におけるメルマガの活用は、寄付者との関係を深めるだけでなく、自治体のブランド力を高める絶好のチャンスです。コスト効率が高く、データに基づく改善も可能なメルマガを、ぜひ戦略的に活用してください。
しかし、配信ボリュームのアップや分析を可能にするには、ふるさとLabが不可欠です。
自治体職員の皆さまがメルマガを通じて地域の魅力を発信し、多くの寄付者を惹きつけることを願っています。
ご興味がございましたら、ぜひご連絡いただけますと幸いです。


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