朝霧 * チェンマイ俳句毎日
【チェンマイ俳句毎日】2024年10月26日
ホテルの窓を開けると濃い朝霧が立ち込めていて、道の向こうの電線に留まった鳥たちのシルエットが微かに動いている。たっぷりと旅情を感じさせる霧の朝だけれど、イサーンの旅はおしまい。
帰り道にルーイ県の古寺に立ち寄った。2002年だったか、一度訪れたことがあって、本堂脇の階段で写真を撮ったことはよく覚えていたが、チェンマイでは見かけないかわいらしい狛犬や古いご本尊の味のあるお顔などは全く覚えていなかった。20年前の私と、ものの見方や好きなものが少しは変わったんだなと思う。
朝霧の終はりを告げる旅の窓
いいなと思ったら応援しよう!
いただいたサポートは取材費にあてたいと思います。どうぞよろしくお願いします。