パラサイトブログ#26

私は他人様のブログをベースに、自分の見解やコメントを記していくと述べました。その26回目になります。

【「ああ、奴隷のような人生だな」】
 https://www.fra-sco.co.jp/post-3123/

大手金融機関に15年勤務していた会社員が感じていた思い、
そしてフラスコというサービスを始めた理由のまとめ、簡易版。

いきなり本当に無関係なところから入ってしまい恐縮ですが、
このタイトルを見て脳裏をよぎったのは『おまえうまそうだな』という絵本のタイトルでした。(詳細はウィキペディアでも参照ください。)

気を取り直して、
私は自分が「会社の奴隷だ」と考えたことはありません。
‘ブラック企業’・‘パワハラ’ 等という言葉が浸透する前でしたが、
どんな理不尽な仕打ちを受けましても、
「んーーーー、まぁお給料もらってるしー♪」
そんなノリで持ちこたえていました。

ですから「奴隷だ……」と苦悩した話を聞かされますと、
つくづく頭が良い・考える力や癖があるというのは、
苦労もひとしおなのだなと気付かされます。
全部自分で考えて、自分に決定権がある、だから責任も自分が全部負う。
会社員からすれば、大変そうで、でも魅力的で、でも、でも……と堂々巡りで終わるだけの話でしょう。

自分ではこうしたい・こうしてみたいのに、
上からの指示でそれに従わざるを得ない場面は、
会社員であれば山積みです。

あれこれチャレンジしてみればよい!
そんな懐深い上司に当たる(運の要素が強いので、敢えてこのように表記します)など稀で、指導の名の下に強制的に基本の型が刷り込まれます。
もちろん「型破り」になるには、まず型を身に付ける必要もありますから、
全てが悪とは言い切れません。
それにこの均質に育てるという点では、
日本の教育そのものが特化していることですから、
国を挙げてこれで良しとしている節もあるわけですよね。

しかし、役職が上がり、決裁の範囲が広がったとしても、
あくまでも組織の一員であり、自分の頭で一から十まで考えて動くことができるのは限定的です。
分業が進んでいることが、組織の強みでもあるわけですが、
この辺を「受け入れつつ、出来る範囲でベストを尽くし実績を出す」と割り切れるか、
安田代表のように「これでは死んでいるのと同じ」と感じてしまうかが、
サラリーマンの向き不向きなのかもしれません。

自身を翻ると、
多少は頭が良い(生意気にも少しばかり考える頭がある)ものの、
これという覚悟も無く、ぶつぶつ不平不満を漏らしながら、
組織にぶら下がってしまう、一番厄介な生き物と見ています。

「もう少し若ければ」とかは考えません。
人の本質は、そう簡単には変わらないでしょうから、
私という人間が元来そうなのです。
その中で、幸か不幸か、頭を抱えて一歩踏み出した人間が近くにいたため、
そして様々な環境の変化が重なったため、起業や副業に対して前向きに受け止め始めた次第です。

何も無くても、いつまでも会社にいられるとは思っていませんから、
自分で稼ぐ力は身に付けねばならないと常々意識してはおりましたので、
会社でもフラスコでも、使えるものは使い倒して生きていこうと思っているわけです。

それでは皆様、今回も最後まで目を通して頂きありがとうございました。
引き続き宜しくお願い申し上げます。

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