改めて、はじめまして / ひとり情熱大陸Start up⑪
アラフォー、バツイチ、頼りないドイツ語のままベルリン在住11年目。
服飾/舞台衣装デザイナー。コロナの都市封鎖により全劇場閉鎖=全仕事が吹っ飛んだことを機に、立ち止まり改めて仕事と向き合うことに。そこでの気付きを元に方向性をまるっと変え、一念発起で新事業を立ち上げる!と、いう。このブログは、そんな彼女の新たなる挑戦ドキュメンタリーである。
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ここでの執筆は、当時フワッと始めた新しいことの1つだったので、
自己紹介もフワっとしていました。
そこで本日は、改めて自己紹介をしたいと思います。
はじめまして
わたしは、古川かほりと申します。
相棒
歩み
ビビアンウェストウッドに憧れて20歳で渡英。
ロンドンで5年間服飾を学び、 大阪に戻って七転び八起きで10年自身のブランド / possion ezzo にてデザイン&運営を手掛けました。導かれるように流れ着いたベルリンでは、コロナ前までフリーランサーとして、主にコンテンポラリーダンスの舞台衣装をデザイン&制作していました。
コロナ本格到来直前、8年間寄り添ったパートナーと泥沼の末さよならし、ほどなくしてコロナの都市封鎖により抱えていた全仕事を失いました。
結果的に、これが強制大転機でした。めちゃくちゃキツかった。。
possion ezzo 2011 春夏コレクションより
2012年10月。ベルリン到着から1ヶ月後、 ご縁に恵まれ挑み始めたコンテンポラリーダンスの舞台衣装制作
コロナの都市封鎖により途方に暮れながら作った カラーセラピーを組み込んだハンドメイド布マスク
コロナ全盛期は、正直他に自分に出来ることが思い浮かばなかった。同時に、目にする色で誰かが少しでも元気になってくれたら嬉しいな〜と、思い、オンラインで販売してみることに。なんとこれが、大ヒット!!!笑
現在
この物語の核となっているStart Up会社設立に挑戦しながら、アーティストの制作お手伝い&ご縁を頂いたローカル服飾ブランドの売り子さんもしています。
急遽、布マスクを卸したことがきっかけとなり、声を掛けてくれたブティック。わたしがいる日は、似合う色目やスタイリングアドバイスもしています。気軽にお立ち寄りください。 :)
アーティストでいることにこだっていた頃のわたしが、海を渡ってまでやりたくなかったこと。誰かの作ったモノを営業すること。
悔しくて、惨めな気持ちになるから。
でも。
ある日、『急で申し訳ないんだけど、今日づけで、ひとり辞めることになっちゃって。。明後日から次の人が見つかるまでの1ヶ月間、うちのお店手伝ってもらえませんか?』と、店長さんからお声掛けいただいたのです。
当時のわたしには、もう失うものすらなかった。
そこで、好きなお店だったし、えいっ!と、来た波に乗ってみました。
結果、今も続行中です。笑
面接もなく、するりと、でも、バタバタの中働き出して3年が経ちましたが、たくさんのことを学ばせてもらっています。小さな会社なので、経営者、マネージャー、売り子、お客さん目線と、俯瞰的に見るトレーニングには最適でした。知らない人と話すことで、一時期人間恐怖症になっていたわたしの心のリハビリ場所としても、ドイツ語の特訓としても申し分なし。この場所を通して、人の優しさを改めて感じ、面白い人々と知り合っているので、相性が良かったんだと思います。ご縁に感謝です。
頑なに好き嫌いだけで判断せず、嫌、苦手と思っていたこともやってみると、違う視点が見えてきたりする。そして、それが面白かったりする!?という発見がある、時もある。とも。改めて自分のことを知るきっかけをもらいました。今は、恩返し期間。全ては繋がっているんですよね。
簡単ですが、以上がわたしの自己紹介となります。
ご静聴ありがとうございました!
次回は、いよいよStart up事業の内容をご紹介します!!
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