ドキドキのクリア塗装でトラウマ克服。Ferrari512BB LM1979製作記(奮闘記)⑦
デカールの上からクリアを吹くのは実は人生2度目です。
思い起こせば、今から40年前の高校生の春。
デカールの上にクリアを噴くとみるみるとシワシワになっていくデカール。
大失敗!でした。
以来デカールの上にクリアを塗るのを避けてきました。
トラウマで御座います。
臆病な私の作品は、どれもデカールを貼って完成としていました。
しかし、年月が経つとデカールが劣化してヒビが入ったり、端からポロポロと砕けたり、めくれてしまったり。
見るに耐えない状態になってしまい廃棄処分に。
残業ながら、今現在残っているのは数点のみです。
「デカールが劣化しないように、クリアを重ねて保護するんだ」
とプロのフィニッシャーさん。
やってみますか?
なにしろ復帰戦!
ものは試し!
小手調べです。
濃いめの希釈でパラまきからですよネェ
折角貼ったデカールがシワシワになったり溶けてしまったら・・・
失敗が頭をよぎります。
ドキドキしながらシューシュー
人差し指にチカラが入ります。
ザラザラな表面の状態でデカールを確認。
おっ! 問題無し!!
塗り重ねるごとにうすめ液を足していき、最後はトロリとなるように。
しっかり乾燥させてコンパウンド。
ボディの塗装は終了!
復帰戦にしてトラウマの克服となりました。