できることだけを目指すから苦しくなる
「勉強ってさやればやるほどわからなくなるよね。
できるようになればなるほど、できないことが見えてくるね。
人生ってそんなもんだよね〜。」
こんなことを小学校2年生に語りかけている(笑)
でも子どもたちの顔はにこにこ。
意外に伝わっているようだ。小学校2年生だってあなどれないのだ。
「挑戦の振り子をふってごらん? いいのいいの、できなくても。」
僕は毎日のようにこんなことを言っている。
「わかること」だけを求めるからきつくなる。
「できること」だけを目指すから苦しくなる。
「成長すること」だけを突き詰めるから逃げ出したくなる。
ブランコを前だけに漕ぐことはできない。
それとおんなじ。
「挑戦の振り子」はできる自分とできない自分の往復だ。
やればやるほど、世界が広がりできないことも増えていく。
負の発見も楽しめればいいのにな。
僕はそう思っている。
わかる自分
できる自分
伝えられる自分
そんな自分だけを追い求めていたら苦しくなるよ。
まずは挑戦の振り子をふってみる。
そこから発見の遊びが始まる。
どうせ・でも・だって…
そう言い訳して振り子を止めれば止めるほど動き出しにくくなる。
まずは「やってみる」
そこから考える。
その感覚を子どもたちと共有できたらいいなと思ってこんな図をつくってみた。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?