休校なので「かしこさ」について本気でまとめてみる(2)
僕の代表的な実践に「かしこさの階段」という実践があります。
数年前、たくさんの方にシェアしていただきました。
この実践を続けてもう7年くらいになります。
どうして7年も続けられたのかというと、
この実践が僕の考え方の「核」になっているからです。
休校で子どもたちが学校に来れない今、
なぜ僕がこの言葉にこだわってきたのか。
自分の頭を掘り起こしながら振り返ってみたいと思います。
僕が「かしこさ」という言葉に出会った経緯については(1)をどうぞ。
それでは第2章のスタート!
1 かしこさには段階がある
人に暴力を振るう。
人の悪口を言う。
人の物を隠す。
勉強をしようとしない。
表情が暗く覇気がない
教室の中にはこのような「気になる子」が必ずいます。
近年このような子が増加していることが問題になっています。
叱ってもダメ。褒めてもダメ。
その子の事を考えて、先生方は様々な対応を練っています。
しかし、なかなか状況は改善しません。
問題行動が見られる子にも
「かしこくなったね!」
と声をかけていければいいのになぁ。
そのためにはどうすれば良いのでしょうか
私が考えた図があります。
それが「かしこさの階段」という図です。
この図は
人が「かしこさ」を身につけていく時にどのような段階をたどっていくのか?
ということをわかりやすく表した図です。
その段階とは
①逃げ出す
②じゃまをする・いやがることをする
③やろうとしない
④やってみる
⑤わかる
⑥できる
⑦説明できる
⑧伝えられる
⑨伝え合える
(⑩伝え合える✖️人数)
という段階に分かれています。
「かしこさの階段」とは大きく分けると
ホップ期・ステップ期・ジャンプ期
の3つに分けられれます。
人は必ずこの「かしこさの階段」のどこか段階にいます。
自分が今どこの段階にいるのか?
それを自分自身が理解すること。
それが人の成長には欠かせません。
それでは、それぞれの段階について詳しく考えていきましょう。
2 「ホップ期」とは?
3 「ステップ期」とは?
4 「ジャンプ期」とは?
5、「かしこさの階段」取り扱い説明書
(つづく)
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