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2024は何を教えてくれた?
2024年もあっという間に終わろうとしています。
今年一年を振り返ってと言いたいところですが、
実家にいるため甥っ子と姪っ子が一緒に寝たい!と言っているので、カオスな空間で一旦つらつら今の思考を整理できればと思います。
2024年もいろいろやったのですが、いろいろやってる中で改めて自分はこの活動を通じて何を感じて、何を考えてきたんだろうかと、少し内面的な変化を言語化していきます。
①豊かさとは?
今年は豊かさについて考えさせられたんですけども、皆さんにとって豊かさとはなんでしょうか?
資本主義であった日本が成功した時代から、今は落ち着きつつあります。
豊かになったはず?なのに、なぜこんなにも忙しない毎日を送っているのか。疑問に思った人は少なからずいるはずです。
便利な世の中になったのに、余白が少ない。
なぜ便利にした?なぜ経済を発達させなければならない?
その先にあるものって何?
そんなことを考えたい、みなさんと対話したいと思っているのですが、
正解はありません。だから、いろんな体験をした人同士で対話する必要があると思ってます。
これじゃないかな?これかもしれない!いや、こうもありえるよね。
こうしよう!やってみよう!
そうやってその次代に合った答えをみんなで見出していきながら、誰しもが豊かに生きられる世の中をつくりたいなと考えておりました。
②「身体知」
ポッドキャストでコテンラジオを聞く機会があり、そこで話されていた内容にビビッと来たのですが、僕らの活動もそうだし、個人としてとても大事な感覚だと思って聞いていました。
キーワードは「身体知」
身体知・・・身体が持っている知識
というそのまんまの意味ですが、まさに身体として、感覚として持っているもの。言語知は言語化できる知識ですね。つまり言語化が難しいんです。
「なんかわかんないけどこれって大事だよね」
って思うことありませんか?
自分が味わった感動を言葉で伝えろっていわれても、難しいわ!ってなりますが、その感覚に近いかも笑
現代では、経済的合理性が重宝されることが多いです。
それって何が大事なのかを論理的に説明してください。それは10年後どれくらいのインパクトが起きるのか説明してください。
そういう話じゃなくて、今起きているこのムーブこそが価値なのに、伝わらね〜〜〜!!!っていうジレンマが起きそうですが、これは仕方ないことです。言葉では伝えようとしても伝えにくいものですから。
これは似た用語だと、非認知能力ともいうのでしょうか。
非認知能力・・・知能検査や学力検査では測定できない能力。具体的には、やる気、忍耐力、協調性、自制心など
知能や学力では測れないこと、アート的なことも含まれますかね。
合理的な判断基準から、信頼関係やつながり、コミュニティ、多様性など目には見えない、数値化もできないけれど人の心を満たしてくれる、豊かにしてくれるものがそこに含まれている。
この「身体知」はこれからの時代にとても重要だし、
それが当たり前になる社会が来るんじゃないかと期待しています。
③ぼくのはなし
さて、社会について、人生についてインプットしてきた考えてきた一年でしたが、私は今なにをしているかというと、若者といろいろ活動してます笑
教育者でもないし、コーディネーターでもないし、一概にこれです!とは言えないくらいいろいろやってますが、それでいいとも思ってます。
これまであった仕事は、これからはなくなるかもしれない時代。
だとしたら、これまでなかった仕事がこれから増える時代でもある。
だから、自分で仕事をつくってもいいなと笑
そんなことは置いといて、
結局僕は何がやりたいのかを整理してみました。
時代は遡り、小学生の古谷少年。
野球部に所属していた古谷少年は部活がない日、このままじゃ勝てないと思ってか、休みの日でもグランド走ってから帰ろう!といって黒板に
「グランド◯周して帰ること!」と書いていたら、先生に注意された。
休みなんだから活動はしてはいけない!と。
まあそれはわかってる。その後の言葉が見つからない。
高校時代の古谷少年。
野球部を引退し、消防士になろうと思っていたけど、あることをきっかけに
コーチに相談したら、大学にいってもっと高いレベルで野球をしたくないか?と。
あ、本当は野球したいんだ、もっと野球したかったんだと気付かされた。
(コーチには本当に向き合ってくれたことに感謝しかないです)
社会人2年目の古谷。
キャリアに悩んでいたところ、友人の知り合いと出会い(今のメンター的存在)、あり方について教えていただいた。
そして、自分の人生についてとことん向き合ってくださった。
今でもいろんな相談をさせていただく関係。
この経験から、子供の時から自分と向き合ってくれる存在がどれだけ大切なのか、それこそ身体知として学んぶことができました。
少年時代、大人の知識や圧力には負けるだろうけど、それでも真摯に向き合ってくれた大人がいてくれたし、いてくれなかったし笑
もしあの時、こんな言葉をかけられていたら。
もしあの時、こんな人と出会えていたら。
自分と向き合ってくれた方々がいなければ、僕はここにいなかった。
本当の想いに蓋をして生きていた。
本当の想いなんて誰にも伝わらないんだとふてくされていた。
社会や人に対して諦めていた。
不満足な世の中を嘆いていた。
待ってくれ、そんな人世の中にたくさんいるじゃねーか!
僕だけじゃなかった。
そしてこれからも増えるかもしれない。
時代が時代だから。
ということで、
思い返してみると、僕が今の活動をしている原点はここにあると思います。
◯本気で向き合ってくれる人との出会い
これは僕が強烈に抱いている願いです。
そんな存在に僕自身がなりたいし、人と向き合う人を増やしたいし、出会う機会も増やしたいし、そんなつながりに価値を感じてくれるコミュニティをつくりたいし、地域に広げたいし、日本文化にしたい。
人と向き合う人は、自分とも向き合ってると思います。向き合う恐さを知っている。だけど大切なことも知っている。
見て見ぬふり、知って知らぬふり、聞いて聞いたふり。そうしている間にも、未来が紡がれてしまう。
そうならないために、一人でも多くの人が生きたい生き方にチャレンジできるように、自分ができることを丁寧にやっていきたいですね!
兎にも角にも、2024年は様々な経験と出会いがあり、大切なことを掴めた一年となりました。
多くの方にご協力や応援をいただくことがたくさんあり、改めて素敵な方々に囲まれていることに気がついた一年にもなりました。
来年、もしかしたら大きな一歩を踏み出すかもしれません。焦らず、丁寧に、日常を噛み締めながら一歩を歩めたらと思います。
人生単位では小さな一歩かもしれませんが!
これからも「迷ったら自分を好きでいれる道を」歩んでいきます^^
ではそろそろ、かわいい甥っ子と姪っ子と寝ます!笑
2024年はありがとうございました!
(日付変わって2025になってる)
2025年も何卒よろしくお願いいたします!!!