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ランニングの魅力

 今更言うまでもなくランニングブームなのですが、初心者として自分なりに感じた魅力を書いてみます。

以前までの考え方

 健康のためにスポーツジムでの運動を始めた時の考え方は、筋トレで基礎代謝を向上させることが最も効率良く、ランニングなど有酸素運動はツラいだけで、かつその場のカロリー消費にしかならない、というものでした。トレッドミル(ランニングマシン)やプールも使うものの、申し訳程度でした。

きっかけ

 息子の部活や、箱根駅伝などを通じて陸上競技そのものに興味が出て来たんですが、トレッドミルで試してみると、勿論競技者にはほど遠いものの、市民ランナーのペースならそんなにきつく無いかも?ちょっとロードもやってみようかな、と思ったことでした。

一番伝えたいこと… 道具の力!

 体力作りや減量に効果的なのは昔から皆知ってることですが、ツラいし続かないでしょ?ってことですよね。しかし、現代のランニングは、「GPSウォッチ」「高性能シューズ」のおかげで、格段に魅力があがり、楽しく続けられる趣味になっていました。
 まずGPSウォッチですが、個人的には、これを買えばもう減量がうまくいくのは確定っていうくらいのキラーアイテムだと思ってます。最低2万円台からはするので、なかなか最初にポンと出すには至らないかもですが…。これは、GPSで走った距離を計算し、設定した一定距離毎のラップタイムを自動的に記録するのが、一番基本的な機能です。地図上の走ったルートも、どんどん記録されます。これが無い場合、タイムを計ろうとすると予め距離が分かっている決められたコースを毎回走らなくてはならず、つまらなくなります。それが、どこを走ってもタイムが計れるようになるので、毎回違うコースのランニングが楽しめますし、毎回欠かさずタイムが記録されるので、成長を数字で実感出来て、次はもう少し頑張ろうとか、モチベーションが上がっていきます。NHKのランスマ倶楽部という番組で、藤原新さんが走ったあとで記録を見てニヤニヤするのが楽しみって仰ってましたが、とてもよく分かります。走るのはただツラいだけのスポーツと思われがちですが、可視化されると少しでも疲れず速く効率良く走るには、とか工夫を考えるようになるので、意外と奥深いことに気付くと思います。
 次に高性能シューズですが、マラソンMGCや箱根駅伝なんかの注目されるテレビ中継で、皆同じシューズを履いているように見えた事で一般の方にも注目されたと思います。そういうのは3万円ぐらいして初心者はいきなりは手が出ませんが、初心者も買える高性能シューズも沢山出ています。メリットは「足への負担が少ない」「自然と速く走れる」ことなので、怪我をして続かなくなるリスクが減り、また、道具の力とは言え速く走れる自分が嬉しくなって、それもモチベーションにつながるのは想像に難くないと思います。

GPSウォッチの画面(Garmin 230J)

スマホではさらにデータが見られます

自分のこと

 45になる年の初めにランニングを始めて、最初は距離測る面倒くささやアスファルトから足が受ける衝撃の大きさに参ってたんですが、これは前述のGPSウォッチと高性能シューズで解決できるなと思い、割とすぐに思い切って揃えてしまいました。これは、あまり安いものではなく、それなりにランニング愛好者が使ってるものにしといた方がいいなと思ったので、SNSなどの情報を参考に、Garmin 230J(モデルとしては一番下のやつ… 今思えば心拍計ぐらいはあった方が良かった)と、Nike Zoomfly3を選びました。
 そこからは、3キロ、5キロ、10キロと少しずつ距離を伸ばしましたが、10キロを初めて走った日に膝を痛めて、ガマンしてしばらく続けてたけどどうにも辛く、整形外科に行ったら走るのは止められて、リハビリの日々に入りました…。結局一か月ぐらいは再開までかかりましたが、初心者は負荷を急に上げずに、まず足の筋肉を作っていく必要があるということですね。ただ、足を痛めるともう止めた方がいいんじゃないかという気になりがちですが、だんだん足が出来てきて平気になっていくものなので、あまりネガティヴに考えなくてもいいというのも分かりました。
 始めて半年ぐらいから大会にも出始めて、そういうイベントごとがあると達成感でモチベーションも上がりますね。ただ自分は本番に弱いらしく、大会では、掛かった競走馬状態になり予定ペースよりキロ30秒は速く入って撃沈、目標タイム未達というのを学習せずに繰り返してます(笑)。ハーフマラソン(21.1キロ)までは経験しましたが、走り始めて1年が経った今はハーフ120分切りが当面の目標で、いずれフルサブ4できればなーと思ってます。

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