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2024梅仕事の話。

今年もこの季節がやってきました。

梅シロップ作りです。

※去年の記事はこちら。
https://note.com/furokun/n/ne4c45a751351


何回も昔の記事で書いてますけど、作り方をおさらいしましょう。

まず、青梅を買ってきます。

今年はちょっと高い。1kgで1,000円を超えてきていました。ただ、雹被害で傷が出来たり色が変わってしまったものもあり、それらは若干安価でした。こちらとしては梅を砂糖漬けにして最終的にはシロップにしちゃうので色・形ともに気にしないです。

1kgを2つ。計2kg分です。水洗いして、ヘタを取りをして、ジップロックに入れて冷凍庫にぶち込みます。

ニ〇リの可愛い袋(Lサイズ)。


丸一日経ったら、砂糖漬けにします。

上白糖やハチミツでもいいらしいです。
私は氷砂糖派。


青梅と砂糖を1:1にしたいので、氷砂糖も2kg分を用意しました。青梅と氷砂糖で計4kg。

5リットルビンでいけるだろうと踏んで砂糖漬けにしていきます。

ポイントは、ビンの底から1層ずつ梅と氷砂糖を敷き詰めていきます。

私は最下層をつい氷砂糖にしちゃうんですけど、たぶん梅のほうが良い気がします。理由は、時間が経つと砂糖が溶けていくので下のほうに砂糖水が下りてくるのですが、最下層が氷砂糖だと砂糖の粒が残っちゃう感じがするんですよね。なんのこっちゃって話ですけど。

敷き詰めていったら、5リットルでも結構ギリでした。

だいぶギリ。ちょっとフタからハミ出てました。


ギチギチでしたけど、一応、フタまで閉めることは出来ました。

全然1層ずつになってるように見えない。
結構綺麗に敷いたつもりだったけど。
ガサツですみません。


そうしたら、あとは日の当たらない場所に置いて、ひたすら放置。

注意点は、時間が経ってくると凍っていた青梅が溶けてビンの表面がめっちゃ結露してきます。サウナくらい汗かくのでナメてかかると床ビッチャビチャになります。なので、ビンの下にタオルか何かを敷いておきます。

あと、溶けてきた砂糖水と梅が混ざり合うように、時々ビンをゆすってあげるとかします。これが足りないとカビたり発酵することがあるらしいです。

そんなこんなで1~2か月くらい待ちます。美味しくなりますように。

ところで。

去年作った梅シロップが、実はまだ残っています。常温保存していましたが、奇跡的に(?)発酵もせずカビもせず、一年たった今でもまだ飲める状態です。

今まであんまり、作った梅シロップの最後のほうを記事にあげることはしていなかったと思うのですが、せっかくなのでご紹介します。

こちら。


漬け終わった梅は何回か間引いてます。
昨年度分の最後に残った子たち。


ちょっと見えにくいですけど、しっわしわの梅。色がもう黒ずんできています。触るとカチコチ。エキスを十分に出し切ってくれて感謝です。

ちなみに、シロップのほうはペットボトルの別容器に入れ替えました。

それがこちら。


透明なエネルゲンみたいな色。(たぶん伝わらない)


琥珀色とでも言いましょうか。

梅シロップが完成した当初のほうは、色も味も薄いんですけど、この写真のものは、見ての通り深い色になって味もめっちゃ濃い。梅シロップは漬け込んで熟成させればさせるほど濃厚になります。

そして、たっぷり梅エキスが溶け出しているからなのか、その液体はサラサラしています。作りたての頃はハチミツに近い「シロップ」って感じのトロッと感がありましたが、それと比べたら、いかにも「ドリンク」って感じのサラサラ感。とはいえ、さすがに糖分マックスなので甘すぎてストレートでは飲めないですけど。

私はこれを、氷をたっぷり入れたグラスに注いで、無糖炭酸水で割って飲むのが大好きです。

今年の梅シロップが完成する約1~2か月間くらいは、この去年から寝かした熟成シロップで楽しめそうな気がします。

興味のない方にはよく分からん記事で失礼しました。

とにかく、今年も梅仕事の話ができて良かった。これで夏を迎えられそうです。それはそうと今年は多分もう少し小さめのビンをあと一本くらい作るかも。おしまい。

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