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映画 | グッバイ、リチャード!※I’m telling you, life, it’s a birdsong.
ひっさびさにNetflixにて映画
ジョニー・デップさん主演「グッバイ、リチャード!」を観ました。
いつだったけかな、
「最近インデペンデント作品に回帰にしてて、これが良いんだよっ!」
と、熱く語っていた宴(たぶん憶えてないだろーなぁ)がありまして、めっちゃ気になっていたのです。
結論から申し上げますとー
(めっちゃイイ~)
本作は主人公リチャードが余命半年と宣告され、残り少ない時間をどのように過ごすか、という物語なのですが、作り手から何かを押しつけられるようなことは一切ありません。
観終わってからまず感じたことはずっと「中庸」だったということ
精神、霊、宗教、性差、人種、思想などに偏りを感じるところはなく、いたく感心しました。
次にジョニデさん演じるリチャード、好き
・感情的になって当たり散らしたりしない
・様々なことに寛容
・ずっと真っ直ぐ
余命宣告を受けたあと、これからは心のおもむくまま、思ったことをそのままあけすけに言ったり、行動したりする姿。みていてハラハラ、ドキドキ、ワクワク…です。
リチャードの発言や行動、それらはあけすけだし、嫌なことは嫌!だし、ありのままに感じていること、思っていることをそのまんま伝えているから「ガツン」と心に響くんだなぁ。
リチャードの行動、表情や仕草から伝わってくること
それらの体験は大変心地よいものでした。
すごい、すごすぎ、ジョニデ様は!
好き勝手にやっているようでリチャード、周囲の人々への思いやり、感謝の気持ちを伝えるところ(特にピーターと奥さんへ伝えるシーン、好き)、落ち着いていて大事なことに揺らぎや迷いはなく、悲観的なところもなかったです。
クライマックス
感情を表に示すキャラクターではないと、私は思っていたのにリチャードの娘に対する想いがあふれ出すシーン…
感動的でした。
I’m telling you, life, it’s a birdsong.
(人生は鳥のさえずりのようなものだから)