明日から仕事なので
今日はまったり過ごしています。
とあるアニメ作品を観ていましたが、これもまた怖くて…一旦中断して遠藤周作さん著「ぐうたら社会学」を読んでちょっと休憩。
役に立たない話、馬鹿馬鹿しいお話の数々は楽しく読ませていただきました。遠藤周作さんはユーモア溢れる方だったのだなぁというエピソード満載。読みながらさくらももこさんに渡した電話番号が出鱈目だった、というエピソードを思い出しました。きっとご自身が思っている以上に!周りの方は遠藤さんのいたずらっぷりにドキドキしていたんじゃないかな。
編集からの依頼で女性に対し、大変厳しいエッセイを書いています。今だったらありえない大問題、読んでいてこれらは気持ちのいいものではありません。ただ遠藤さんは書きっぱなしじゃなくて、どうぞ批判もお待ちしているから手紙下さいね、と、度々エッセイの終わりに書かれていて、本当に頭にきたのかな…。しっかりお名前、住所、連絡先をしたためて手紙を送ってきた読者がいらっしゃいまして、これを読んで電話しちゃう遠藤さん。送り主の方とのやり取りは微笑ましく、とても大らかな時代だったんだと知ることができまして、微笑ましかったです。
ちゃんと一方通行じゃなく、こう…厳しいことでも温かみを感じるコミュニケーションを互いにやり取りできていたのですね。うらやましい!
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