パリ13区

昨日はゆったり、自宅で映画のパンフを堪能するつもりだったのですが、まもなく期限切れを迎えそうな鑑賞クーポンが！これは利用させていただかねばと思い「パリ13区」を観てきました。

作品紹介しているYoutubeなどを観ていて「今どきだなぁ、という作品」と紹介されていたこと、フランス映画、モノクロ、という３つのキーワードが気になっちゃいまして。

びっくりしちゃうのがいとも簡単に、あっけらかんと男女の仲になってしまうところ。「まずはー」ってなんでしょう、お惣菜を試食するみたいな間隔で手軽に仲良くなっちゃう！しばらく楽しくきゃっきゃと過ごすのですけど、心と心の距離は一向に近づくことはなく。

男性一人に対して女性二人、それからも一人の女性が登場してきて奇妙な関係がつながっていきます。確かに今時だなっと思ったのはいとも簡単に繋がるのですね。スマホやSNS、ネットなどを通じて簡単に。お互いのことを何も知らなくても特定の条件で情報を発信すれば、あっという間。お話はすぐにできるし、何だったら名前を知らなくてもいいし、課金すれば話続けられるし。簡単に話をする、会う、一時だけ一緒に過ごして直ぐにバイバイとか。

でもお互いの気持ちはそんな簡単には通じ合わない。自分は「愛してる」でも相手は「なんで、ただの〇〇」でギャップが凄くて（えぇ、どいうこと）っとなって話を聞くとまったく自身の想いとは違っていて、一気に冷めるー。

こんなところ、きっかけから始まって、こんな風なことになっちゃうの？！という、人の気持ちや感情、自身では自覚がなかったけどー。というところなどがびっくりしちゃって心の整理がついていません。

こんなこともあろうかとパンフを買ってきたので、落ち着いたら振り返ってみよ。