読書 | これからの「正義」の話をしよう
や…っと読み終わりました。
マイケル・サンデルさん著「これからの「正義」の話をしよう」
"どうするのが正しいのか"
結論ー
わたしには何が正解か判らなくなりました。
マジョリティの幸福を最大限とするため、マイノリティは犠牲に
他人を侵害しない限り、各人が望む全ての行動は基本的に自由に
道徳
サンデルさんが例示されたことをよくよく考えましたが、絶対解も納得解も考えられず…絶対は「ない」のだ、ということは理解できたことと思います。
本書を読み進めていて興味深いところはー
例示されたことで自身だったらこうだ!と考えていたことに対し、それらを"くつがえす"異論です。これは浅はかだった、こんな風に考えて恥ずかしい、なるほどこんな風にみる・考えるのか!と、"気づき"を与えてくれること。
思わずいやいや、これはこうだ!こうあるべきだ!!一般或いは常識から言って…と思わず手に汗握り、興奮して異見したくなることへ、ことごとく"くつがえして"くれるのが刺激的。
非常に難解で、正解がみえない・導き出せないのですけど、よき体験でした。