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映画 | プリンセス・ダイアナ

用事を終えたあと、「プリンセス・ダイアナ」を観てきました。
亡くなってからもう25年、にもなるのですね。

本作はダイアナ妃を収めた膨大な映像、写真などのアーカイブから選んだ媒体のみで構成されていて、新たに制作した映像や音声、ナレーションなどは一切ありません。

ありのまま、当時のもので構成されています。

気取ったところはなく、率直で、とても優しい方だったという印象です。
慈善活動へ熱心に取り組まれていて、病気の方々や困っている方々に対しての眼差しだったり、寄り添われている姿などをテレビでみたりしていました。パパラッチの執拗な追っかけ、日本のマスコミ・ゴシップ系の週刊誌などの報道の在り方は本当に度が過ぎていて、自分たちが同じような境遇となった際にどう思うのか…そんなことを感じたりしていたことなども思い出します。

リアルタイムでみていたので、それなりに知っているつもりでしたが、改めて本作の映像などみていますと分かっていなかったこと、知らなかったことなどが多くありました。

色んな事に悩まされ、悩んで、苦しんで
一番愛して欲しい、愛されたかった方からはちょっとしたかけ違いから、どんどん距離が離れていって、修復不可能なところまで行きついてしまったのかな。育った環境、思い描いていたことがいかに難しいか、経験していかないと体感で分からない、理解できない、許せないこととかあること。受け入れられないことがある、それはあると思います。

沢山の辛いこと、悲しいこと、どうしても欲しかったのに手に入らない
自分は手にすることはできなかったけど、同じように苦しい、悲しい、そんな風に感じている方々に強く共感して、何ら見返りを求めずに自身が注ぐ、捧げるかな。

いつくしみ、深い愛情をたくさんの方々へ捧げられてー
だから大勢の方々から愛されたんじゃないかな

大勢の方々から愛される

それは凄いことなのですけど、
一人の女性として欲していたささやかな願い

…叶わなかったと思うと、私は切なさを感じます。

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