![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/88639302/rectangle_large_type_2_be3cc8e09663a9b595ca77d3d0013e2a.jpeg?width=1200)
映画 | プリンセス・ダイアナ
用事を終えたあと、「プリンセス・ダイアナ」を観てきました。
亡くなってからもう25年、にもなるのですね。
本作はダイアナ妃を収めた膨大な映像、写真などのアーカイブから選んだ媒体のみで構成されていて、新たに制作した映像や音声、ナレーションなどは一切ありません。
ありのまま、当時のもので構成されています。
気取ったところはなく、率直で、とても優しい方だったという印象です。
慈善活動へ熱心に取り組まれていて、病気の方々や困っている方々に対しての眼差しだったり、寄り添われている姿などをテレビでみたりしていました。パパラッチの執拗な追っかけ、日本のマスコミ・ゴシップ系の週刊誌などの報道の在り方は本当に度が過ぎていて、自分たちが同じような境遇となった際にどう思うのか…そんなことを感じたりしていたことなども思い出します。
リアルタイムでみていたので、それなりに知っているつもりでしたが、改めて本作の映像などみていますと分かっていなかったこと、知らなかったことなどが多くありました。
色んな事に悩まされ、悩んで、苦しんで
一番愛して欲しい、愛されたかった方からはちょっとしたかけ違いから、どんどん距離が離れていって、修復不可能なところまで行きついてしまったのかな。育った環境、思い描いていたことがいかに難しいか、経験していかないと体感で分からない、理解できない、許せないこととかあること。受け入れられないことがある、それはあると思います。
沢山の辛いこと、悲しいこと、どうしても欲しかったのに手に入らない
自分は手にすることはできなかったけど、同じように苦しい、悲しい、そんな風に感じている方々に強く共感して、何ら見返りを求めずに自身が注ぐ、捧げるかな。
いつくしみ、深い愛情をたくさんの方々へ捧げられてー
だから大勢の方々から愛されたんじゃないかな
大勢の方々から愛される
それは凄いことなのですけど、
一人の女性として欲していたささやかな願い
…叶わなかったと思うと、私は切なさを感じます。