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映画 | バービー※難しい
こんにちは。
実は昨日…どうしても観たくて「バービー」を観てきました。
SNSなどで見かけた画で、マーゴット・ロビーさんキュートだな、ライアン・ゴスリングさん演じるケンは面白そう!くらいだったのですが、映画評論家の方とか、SNSで取り上げられている様子など目にしていて、まずは観てみないと何もわからない、と思ったのがきっかけ。
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本作では多くのケンたち、男性たちが登場していて、彼らの行動、発言、考え方とか…心当たりの多いこと、多いこと!わたしにとっては甘い思い出だったけど沁みる、恥ずかしい!あ、イタタ…(わたしが)ということがいっぱいで、わたしが女性でバービーたちと同じ立場だったらあんな風にできない。
何ら興味もないことを熱く"教えてあげる"とか、自身にとって何ら価値を見出せないものを"あなたのために"(しかも俺、最高にクールって悦に入ってる)、うれしいだろ、喜んでいるだろ、とかー。あり得ない!!
下ネタ、決して笑えない状態なのに、思わず笑っちゃう。
言っていることとか、描写とか、もう辛辣だし、皮肉いっぱいだけど、あざけったり冷笑したりとか、そんな風に感じなくて。
しっかり笑えて、これはちょっと、考えなきゃとか、ときにすごく反省する機会を与えてくれて、やるべきことはしっかりやって、それから前を向いて歩いて行ける気持ちとなる、不思議体験ができてしまう、奇天烈な作品。