再DIYで本棚へリメイク!
初めのDIYの記憶
下手の横好きで続けているDIY。そういえば、最初にDIYしたのは何だったかなぁと考えていたら、忘れかけていたことを思い出しました。忘れかけていたというか、中途半端で完成させられなかったという現実を忘れようとしていたのかもしれません。
憧れの白い壁
中学生の時、真っ白い壁の明るい部屋に憧れていました。当時の私の部屋は、すでに築20年を超えていた実家で、兄が寮のある高校に入学したあとに譲りうけた部屋でした。バスケットボールをやっていた兄が、月刊バスケットボールという雑誌の付属ポスターを貼っていたテープの跡が無数に残っていたり、小さいバスケットゴールを無理やり取り付けていた時の穴が残っていたり、本棚の扉が外れかかっていたり、とにかく「私が使うことは分かっているはずなのに汚い使い方して!!」と思っていました。末っ子ということもあり、小さい頃からいつも誰かのおさがりを使っていたので、それに辟易していたのかもしれませんね。そこで、壁を白くすることを決意!当時はスマホもありませんでしたので、近所のホームセンターに通い、定員さんに質問をして、塗るか貼るか迷ったあげく壁紙を貼ってみることにしました。意気揚々と、自転車に材料をのせて帰ったときのこと、ものすごくはっきり覚えています。
未完成の大反省案件
簡単ですよ!という言葉の通り、あっという間に1枚目を貼り終えました。扉の取っ手部分の始末が難しいなぁと思いつつ、なんとか進めていきます。
すべて自分のお小遣いでやりたかったということと、1日で終わらせず、続きはまた今度にしようと目標を考えずにやっていたこともあり、なんと、結局のところいまだに完了していません!笑 今は、季節ものの家電を置いたりする荷物置き場になっており誰も使っていないそうで、余計に続きをやろうという気にならず…。おおらかな母親は、「あの部屋の壁?何かやってた気がするね。今どうなってたかしら?」という天然ぶり。兄に怒っていた自分が恥ずかしいですね。大反省案件です。
決めていること
今、DIYを始める時に決めていることは、1日で終わらせるということ。規模にもよるかもしれませんが、私がやっている程度であれば十分。ただし、1日で終わらせるというのはあくまで“作業”のこと。木材や部材の“準備”などは済ませておくというのが必須だと思っています。一度使ったことのある部材などは寸法や個数を間違えないようにだけ注意して、事前にネットで購入しておくこともできますよね。木材の購入で一度大失敗したことがあります。1300ミリにカットしてもらいたかったところを、1030ミリとお願いしてしまい、しかも気づいたのは塗装も終えて乾燥させたあと、さぁいよいよ壁に立たせてみたところでした。奇跡的に家に残っていた廃材と急きょ買い足した繋ぎの部材で事なきを得ましたが、予定外の予算が出ました。この時は飾り棚だったので、繋ぎの部材でも強度の心配はそうでもなかったですが、目的が違ったら木材の買い直しをしていたかも。
線路っぽいDIY
息子が生まれて初めてのDIYは、プラレールの収納棚でした。私の甥っ子が使っていた電車やレールを大切に保管していた姉から譲り受けたものでした。そこから、誕生日やクリスマスの時に少しずつ新幹線が増えていきました。自分で楽しく収納できるようにするため、車庫のような棚を作ることに。線路のような溝があれば、電車を置いたあとも落ちにくいので、1×4材に厚さ3ミリ、幅15ミリと10ミリの薄い板を組み合わせて張り付けて、車輪がうまくはまるようにしました。線路の完成です!レールや他の部材を収納するケースには、当時3才だった息子が自分で絵を描きました。このケースにはこれを入れるというのが分かるように、と。
車庫にお片づけ
この収納棚は大成功でした。全て収納したあとの見た目も、本当に電車の車庫みたいで可愛いし、リビングと続きの子供スペースでしたが、インテリア的にも悪くなかったと思っています。何より、子供が率先して電車をその車庫に片づけていました。おそらく本人はそれを片づけとは思っていませんでした。車庫にいる電車のレイアウトを変えたりもしていましたから。
再DIYをしながら使い続ける
では、電車や新幹線での遊びを卒業したあと、その棚がどうなったのかというと・・・今は第三の人生を歩んでもらっています。奥行きが100ミリもない1×4材なので、絵本の本棚としても使えなかったので、第二の人生としては、作品の飾り棚となりました。線路の溝がちょうど良かった!小さな作品も立てて飾ることができました。そして現在はこの奥行きでも十分なサイズの本専用の本棚になっています。本棚にするには、今度は線路用の溝が邪魔になってしまったので、一度棚を外し、線路側を下にして再度取り付けました。
愛着のあるこの棚。まだまだ長い付き合いになりそうです。
教えてくれたのは…
林 啓子(はやし けいこ)
インテリアコーディネーター資格取得後、設備メーカーで換気・照明などのプランナーとして勤務後、出産育児のため退職。 子供の生活に合わせることを優先するため他業種での2年間の職務中に、整理収納アドバイザー1級、親・子の片づけインストラクター1級、家計整理アドバイザー1級の資格を取得。 4年前から住宅設備関連の仕事と兼業しながら、お片づけや家計整理のセミナー、お片づけサポートなどを行う。また月に一度、お片づけ後などの不要になった子供服リユースイベント(@ろいやるはうす)のスタッフとしてもお手伝い中。
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