自宅精米と米ぬか洗顔のすすめ
令和の米騒動
2024年夏、令和の米騒動と呼ばれる現象が起こりました。その原因はいくつかあったと言われていますが、昔タイ米が出てきたときのあの米騒動を思い出しましたね。お米が無いのなら、パンや麺など主食になる別のものを食べることはもちろん出来るわけではありますが、やはり日本人はお米なのでしょうね。私もそれを、身をもって感じた出来事でした。パンは大好きですし、お気に入りのパン屋さんには時々、衝動的に行きたくなります。顎が壊れてしまう!と思いながら食べる大好きなハード系のパン、完全に癖になっています。残念ながら今はもうないのですが、すべてのパンがサイコロのようなキューブになっているパン屋さんもありました。可愛くて大好きでした。
麺類も同じくです。若い頃、北九州に配属されたことがありましたが、博多に出ることもあったので、ラーメンはもちろん、福岡には意外にもうどん店も多く、美味しい麺がたくさんあったなぁという幸せな記憶があります。
パンも麺も大好きですが、どれも毎日3食ともそれらを食べたいかと問われると、そうではないのですよね、これが。そう考えると、やはりお米はとんでもなく重要な存在だと気づかされます。
家庭用精米機
田植えや稲刈りの経験は残念ながらないのですが、実家でお米を作っている友人は時期が来ると親からの呼び出しがあって必ず帰省していましたね。とにかく大人数で一気にやってしまわないといけないから、と。自分で作ったお米なんて、どんなに美味しいでしょう。苦労が報われる瞬間ですね。
我が家の米事情はと言えば、実家の両親がお米農家をしているお友達からまとめて買ったお米を買い取らせてもらっています。以前は、10キロ単位で玄米のまま買わせてもらい、近くの精米所ですべて精米して自宅に持ち帰るのが決まりでした。子供たちも記憶に残っているようで、今でもその精米所の近くを通ると懐かしい!と話しています。
今はもうそこへは通っていません。玄米のまま買わせてもらっていることに変わりはないのですが、今は家庭用精米機というものを購入し、食べるときに食べる分だけ精米する生活になりました。実家にも同じものを購入し使ってもらっています。父が車の運転を卒業したことを機に、自宅精米への変更をすすめました。
精米したてのお米で炊いたご飯は絶品
家庭用精米機、これは炊飯器より小さく、最大で5合分の精米が可能です。時間もかからずお手入れも簡単ですが、精米中の音は気になる人がいるかもしれません。掃除機をかけている感じの音というと分かりやすいかもしれませんね。子供たちがテレビを観ていたりすると、「精米するからねー、ちょっとうるさいよー。」と一応声をかけるようにしています。
精米したてのお米、これはとても美味しいなぁと感じます。お米にも“鮮度”があるのですよね。玄米のまま保管するのと比べて、精米したお米は酸化しやすくなり、硬くなったり味が落ちたりするのだそうです。今日明日は忙しそうだと予想がつく時には、少し多めに精米して、密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保管します。冷蔵庫の温度は各部屋によって違いますが、約4~8℃を保っている野菜室が最適だということなので、我が家でも実践中です。
米ぬか洗顔
精米するということは、『米ぬか』が出るわけなのですが、これもまた使い道があって面白いのです。私がやっているのは、米ぬか洗顔です。“ぬか袋”なるものも販売されているそうなのですが、私はお茶パックを使っています。
米ぬか洗顔の方法
① お茶パックに米ぬかを大さじ1~2を入れ、自家製米ぬか袋を作る。
※お茶パックは2重にするのもあり。排水口に流れてしまう可能性を避けるためにも!木綿袋などの使用もお肌に優しくて良さそう!
② 洗面器にぬるま湯を入れて、ぬか袋を浸して揉みだす。(お湯は白く濁ってきます)
③ 湿ったぬか袋を優しく肌にすべらせる。とにかく優しく優しく。
④ 最後に追洗顔という感じで、白く濁ったお湯で顔を洗う。
このような流れで洗顔を行っています。ぬか袋に米ぬかを入れずに直接ペーストのようなものを作ってパックにする方法などもあるようですね。お肌の調子に合わせて試してみると良いかもしれません。
新鮮な米ぬかでお肌に優しく
米ぬかも新しいものを使うことが大切なのだそうですね。私は、精米後の新しい米ぬかを使って洗顔用のぬか袋をまとめて作り、冷凍保存しています。4~5合の精米で、10袋くらいが出来ますので、2~3日に1度この洗顔をするとして約1か月分となります。お肌の調子も良いと感じているので、継続してみようと思っています。
美味しいお米を食べてお肌に優しい洗顔をする。ご飯がすすんでしまいそうなので、要注意ですね。ここ最近は玄米が美味しくて美味しくて。日本人であることが嬉しい限りです。
教えてくれたのは…
林 啓子(はやし けいこ)
インテリアコーディネーター資格取得後、設備メーカーで換気・照明などのプランナーとして勤務後、出産育児のため退職。 子供の生活に合わせることを優先するため他業種での2年間の職務中に、整理収納アドバイザー1級、親・子の片づけインストラクター1級、家計整理アドバイザー1級の資格を取得。 4年前から住宅設備関連の仕事と兼業しながら、お片づけや家計整理のセミナー、お片づけサポートなどを行う。また月に一度、お片づけ後などの不要になった子供服リユースイベント(@ろいやるはうす)のスタッフとしてもお手伝い中。
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