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「受験勉強を受験のためだけに終わらせない」高校生の私が持ち続けたポリシー

こんにちは!
受験生のみなさんにとっては、あと少し
これから正念場かと思います

そして、来年高校3年生になる高校2年生のとって、いよいよ緊張感が出てくる頃なのではないでしょうか

クラブハウスで本を紹介する朝ルーム
The Book of teh Day!を毎週水曜日朝6時からオープンしています

今年はすごくたくさんの書籍を読んだのですが、12月になって突然「ビリギャル」に関する本を数冊読みまして、改めて26年前を振り返ってみました。

ビリギャル関連の読んだ本

どんな人でも頭が良くなる 世界に一つだけの勉強法 
https://www.amazon.co.jp/dp/4569837484/ref=cm_sw_r_awdo_navT_a_7GWA96EY8CPWM650FXG6

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4048650955/ref=cm_sw_r_awdo_navT_a_P44TD8WDBNAMXRZ0KF3S

キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語 
https://www.amazon.co.jp/dp/483873042X/ref=cm_sw_r_cp_api_glt_i_953J143XBWVD6W170GVH

ビリギャル小林さんと私の共通点

ちなみに、私はビリギャルの小林さやかさんといくつか共通点があります。

・現役で慶應義塾大学に進学
・夏の模試で第一志望だった経済学部「E判定」
・試験当時、小論文のテーマに救われた

です。

私は偏差値40の伸びはなかったのですが、成績は決してトップではありませんでした。進学した法学部政治学科でさえ、模試判定の最高は「B判定」。つまり受験当日まで、メンタル的に余裕はなかったのです。

1月赤本を何度も解きながら、10時間椅子に座りっぱなしみたいなこともやりました。

受験に対して抱いた私なりのポリシー

でもそんな私ですが、受験勉強を始めた高校2年生の時、一つポリシーを持ちました。ポリシーなんて言うと大袈裟ですが、「受験勉強を受験のためだけに終わらせない」ということでした。

英語は小さい頃から好きで、得意な方ではありましたが、周囲にはもっと英語ができる人がいっぱいいた。帰国子女の仲間たちには大いに刺激を受けましたが、同時に絶望感を味わうほど、実力の差を見せつけられることもあった。彼女たちと受験当日では争うわけです。それを意識せざるを得ない日々でした。

その中で、自分自身が冷静に、自分のペースで英語への学びを続けるためには、受験勉強という観点ではなく、英語を身につける方法で一番良い方は何かと考えたのです。

選んだことは、英会話スクール通学

まずは、学校の友人たちの殆どが通う代々木にある塾とは違う、渋谷にある小さい受験塾を選びました。そして、学校を終えて、塾の前後1時間を使って、当時英会話スクールとしてあちこちに拠点を持っていた「NOVA」に通うことにしたのです。

親に言われたわけでも、先生にアドバイスされたわけでもありません。むしろ「まだ英会話やってるの?」と友達に驚かれる中、続けることを決めた。時間的に忙しくなるのは分かっていましたが、続けることにした。何より楽しかったからなのですが。

当日渋谷のNOVAは拠点も複数ある上に、生徒数が多かったので、講師の数も多かった。お陰で、アメリカ、オーストラリア、イギリス、ニュージーランド、カナダなど、本当に色々な国から来ている先生たちから学ぶ機会がありました。発音の違いはもちろん、言い回しやよく使う単語の違いもこの時に体感しました。

少人数のグループレッスンに加え、週末の「フリートー」には、無料で参加できました。フリートークで人が集まれば、「ロールプレイ」をやることもあり、ニュース報道するロールプレイをしたことは、今でも記憶に残っています。

受験生が英会話スクールに行くメリット

受験勉強と英会話の併用のメリットはいくつもあります

まずフリートークの英会話スクールは、予習が必要なかったので、気楽に行かれました

私にとっては、罪悪感ない受験勉強の気晴らしでした

しかし、受験勉強で頑張れば頑張るほど、私の英会話力がメキメキ上がるのを体感できるようになりました

まずは「語彙力」。受験勉強でこれでもかーと新しい単語を丸覚えしていくので、会話の中でより洗練された言葉を使えるようになっただけでなく、文字情報で覚えた単語を、自分なりに使ってみる、それに対して先生が使い方について指導してくれることもありました。

記憶した英単語が、身体の中に定着するのを感じたのです。

これは受験対策の授業を聞いただけ、本を読んだだけ、問題集を解くだけでは学べないことでした。

そして、「時事問題」に強くなったことでした。レッスンのトークでは、当時から環境破壊、地球温暖化の話しがトピックとして頻繁に出てきましたし、その時に日本起きている問題や世界で起きた事件がそのまま題材になったことも多かったからです。

こうしたトピックに対しての議論は、英語でやっていたとはいえ、小論文を書くときの考えに役立ちました。

レッスンで、講師や他の生徒(ほとんどの場合社会人や大学生)が話す話しを耳にするだけで、英語と小論文の受験勉強対策が出来たのです。

ですので、私は受験月になっても、英会話スクールに通うことを続けました。両親には、費用面で多大なるサポートをしてくれたことに感謝しかないですが、その後英語が必要になるシーンで、色々なサポートをしてきたので、先行投資と思ってくれていたと思います。

結果は経済学部は落ちて最終的に法学部政治学科に入学できました。他に学部は縁がなかったものの、補欠でもなく合格できたのも、自分の得意科目(英語・小論文)を、英会話スクールでの経験を通じて鍛錬できた影響もあるのかもしれません。

あくまでにこれは私の物語。
誰にでも当てはまるわけではありませんが、
少なくとも私は

「受験勉強を受験するためだけにやりたくない」

この強いポリシーが、受験戦争をやり抜く支えになっていた気がします

さらに「ポリシーを貫いて目標達成」という、自分で考えて行動し、目的を達成するというサイクルを経験できたことも大きいです。

言われた通りのことだけやって、結果が出なかったら私はきっと「人のせい」にしていたかもしれません。確実性なんて無いのです。

だったら、合格とは別に、受験に対する自分なりのゴール設定とアプローチを持って挑む。もちろん自分のポリシーでやってみて上手く行かないこともありました。でもそれが自分のせいですから、うまく行かない時は、また新しく設定し直したらいい。そうやって大人になってきました。

子どもを持つ親になった今、子どもたちにも自分のやり方を見つけてアプローチしていってもらいたい。そのやり方を見つけるまでに、色々な人の成功例を見聞きし、やってみる。こうして経験値を上げていけば、いざ何かに挑む時に、「自分流」を構築できると思います。

受験生のみなさん、どうぞお身体を大切に。
Be Positive, Be Storng!

“Where there’s a will, there’s a way.”
by Abraham Lincoln

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