【Basketball Mom】試合時の軽食を侮るなかれ
NBAのメンフィス・グリズリーズで、河村勇輝選手が頑張っている様子をみながら、「米国の食生活、大丈夫かなぁ」と思いを馳せております。
さて、バスケ少年たち2名を抱える我が家では、この1、2年特に背がぐんぐん伸びている中学生の長男に加え、小4の次男の成長も支えるべく、もっぱら「食事」への関心が高い今日この頃。
小さいバスケットボール選手の代名詞となりつつある河村選手が、
と言っていたように、子どもたちには今「食事を与えるとともに<知識>を与えよう」と思って頑張っています。なお、我が家はパパの料理スキルが高いので、パパ料理ではガッツリ料理、ママ料理でさっぱり料理という感じの棲み分けをしていることが多いのですが、週単位、月単位で見たときの献立力が、少々弱い気がしています。つまり、メニューのバランスについては、もう少し磨きが必要だと思っています。
私はアスリートフードマイスター3級という資格を持ってはいるものの、ちゃんと知識を使いきれていないこともあり、この夏オンラインで管理栄養士の「佐藤彩香さん」による、「身長を伸ばしたい選手保護者向けセミナー」を受講しました。
佐藤さんのインスタには、目から鱗なレシピネタから、アスリートと食に関する「考え方」や「見直し方」のTipsがたくさんあるので、私は意識的に覗くようにしていました。今回はしっかりと3回だての有料講座で「身長を伸ばす」にこだわったコンテンツだったので、受講を決意。どういう形で食事のアプローチを考えたらいいかを考える機会をいただきました。
講座の詳細は佐藤さんの有料講座ということで、ここに詳細を書くことはできませんが、私の気づき3つについて触れさせていただきます。
思っている以上に、子どもたちに食べさせないといけない
試合時の軽食を侮るなかれ
スポドリは、スポーツをした後に摂る
思っている以上に、子どもたちに食べさせないといけない
特に1についてはその後いろいろと出ている資料(↑のようなサイト)も調べてみました。その結果特に長男は、少なくとも「3500-4500カロリー摂ったほうが良さそう」ということが分かり、その量に衝撃を受けました。
すっかりこの考えが抜け落ちていた私。「食べることもトレーニング」と佐藤さんがおっしゃっていたこともあり、この講座を受けてからお兄ちゃんのご飯の器サイズを変更。それまでの普通の「ご飯茶碗」から、スープなどを入れるのに使っていた「2回り大きいなボール」に変更。食べる日はちゃんとおかわりもしてくれるようになり、いい感じに食べれるようになっています。
試合時の軽食を侮るなかれ
そして2の「軽食」について。これまで、子どもたちが試合に行く時に、お弁当はしっかり作りつつ、軽食を忘れてしまうことがよくありました。またせっかく持たせたとしても、「足りなかった」と言われることが何度もありました。ダメですね、、、
試合中のパフォーマンスを上げるためにも、1日まるっとバスケをするような日は、しっかりと「軽食」を準備しないと、エネルギー不足だということを改めて教わりました。
最近は定番の「おにぎり」に加えて、あえて小さめ一口おにぎりの「パワーボール」をたくさん作り、子どもには「ちょこちょこ食べなさい」と指導しています。またチーズスティックやウィダーインゼリーもカバンに忍ばせ、「余らせて帰ってくる」状態で送り出すようになりました。
次男は近頃「バナナ」がお気に入り。自分から、自宅に帰ってからもおやつを食べつつ、夕食もしっかり食べれるようになってきたので、いい感じのエネルギー摂取量にこちらもなってきました。
スポドリは、スポーツをした後に摂る
そして、最後はスポドリです。我が家は基本的にはスポドリは飲ませてきませんでした。子どもたちが一番気に入って飲む運動時のドリンクは「麦茶」です。この選択は間違っていなかった模様。
また、アスリートフードマイスターの勉強の過程で、自家製のスポドリの作り方も教わったので、一時期はそれを手作りしていましたが、なかなか手間がかかるだけでなく、やはり「甘い飲み物」ということで、本人たちが慣れない感もあり、結局元々飲んでいた麦茶に落ち着きました。
とはいえ、スポドリもNGではないと思いますが、佐藤さん曰く「1時間程度しっかり動いて汗をかいた後に飲むのが良い」とおっしゃっていました。その後この辺りについていろいろ調べると、飲むスポドリの種類によって、飲むタイミングも考えた方が良さそう、ということもわかってきました。
とりあえず、我が家の方針的にはボトルの中身は「麦茶」一択で、試合の後にウィダーのようなゼリー系で、喉の乾きと栄養を合わせてフォローできる形が良いかなと考えています。
これは余談ですが、都内で大きな大会に足を運ぶと、強いチームは一際輝いてみえることは多いのですが、お昼時間の様子を覗いてみると、みんな選手たちは「手作り弁当」を食べている。強いチームと知られているチームの子どもたちの中で、コンビニで買ってきました、というビニール袋からお昼ご飯を徐に出して食べている子を正直見たことがないのです。
もちろんコンビニ弁当がダメというわけではないし、お弁当を持ってきている彼らのお弁当も、もしかしたら「冷凍食品」や「スーパーのお惣菜」を上手に箱詰めしただけのものかもしれない。それでも、チームの子どもたちがみんなお弁当を広げて食べている様子をみると、保護者の意識の高さを感じざるを得ません。そしておそらくこの意識の高さは、後々選手一人一人の意識にも、紐づいていくに違いありません。
アスリートの食との関わり方
アスリートという括りで考えると、トップ選手たちの「食事」へのこだわりは今に始まったことではありません。
野球選手として、今や世界のトップに君臨しつつある「大谷翔平」選手や、その昔の「イチロー選手」が、ストイックな食生活を送っていることは有名ですが、バスケの神様になりつつあるNBA最高年齢でプレーし続ける「レブロン・ジェームス選手」も、ストイックな食生活が有名です。
ちなみに、私が気になっているのは、バスケコーチのパパのもとで、バスケに真剣に取り組む9歳のカナダ人PG、アマリオン・ヘンリーくんのルーティーンです。インスタグラムをみると、ジュニアアスリートの食事の量と摂り方、めちゃくちゃ参考になります。
というわけで、大きくなりたければ、「食べろ」ということを、ボーイズに言いまくっている毎日です。