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子育てママ新メンバーに聞く、「子育て×地方在住×東京の会社で働く」を叶える働き方
こんにちは!ファンタラクティブPRの石原です。
6月にファンタラクティブにジョインしてくれた子育てママの花牟禮(はなむれ)さんにお話を聞いてみました。
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2022年6月入社。
兵庫県在住で、1歳の子どもを子育て中。フリーランスデザイナーからインハウスデザイナー経験を経て、現在UI/UXデザインに挑戦中。
音楽、カメラ、キャンプなど多趣味で、椎名林檎の大ファン。
プロフィール・今までの仕事
――今までのキャリアを教えてください。
花牟禮:「学生時代は大学院まで進学して建築や都市計画を専攻していたのですが、グラフィックやWebデザインを学びたいと思い、休学して制作会社に入りデザイナーになりました。
学部生時代から友人・知人から依頼を受けてDTPデザインを手がけ始め、グラフィックデザインを制作することが多かったのですが、時代の流れもありWebデザインのスキルも身につけようと考えました。
結婚を機に夫がカフェを開き、私はロゴやメニューを作るなどブランディング周りを一通り担当しました。夫と二人だけで運営する小さなお店だったので、デザイン周りも自由にできたのが楽しかったですね。
それから約10年間、フリーランスとしてデザイナーを続けましたが、スキルアップをしたくて地元の医療福祉法人に入りインハウスデザイナーを約6年間ほど続けました。」
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転職を考えた理由
――会社員もフリーランスも両方経験されてきたんですね。今回転職を考えた理由は何だったのでしょう。
花牟禮:「昨年子どもが産まれて産休・育休をいただいて復職する予定だったんですが、保活に失敗しまして。コロナ禍もあり前職でもリモートワークは導入してましたが、週の半分は出社する必要がありフルリモートワークではありませんでした。
それでこれからの働き方を考えたんです。もしかしたら保育園に入れないかもしれないから、子どもを育てながら家でできる仕事の方がいいなと。」
――保活失敗は大変でしたね…。フリーランスに戻るという選択肢はなかったのでしょうか。
花牟禮:「前職で働いてから、チームで仕事をする楽しさを感じたんですよね。一度フリーランスになってから再度組織に入ったので、よりそう感じたのかもしれないです。(ちなみに今でも副業としてフリーランスは続けています。)」
ファンタラクティブを選んだ理由
――なるほど。ではフルリモートで働ける会社を探していたんですね。
花牟禮:「はい、転職サイトでフルリモートワークができる会社を探していたところファンタラクティブを知りました。どんな会社なんだろうとTwitterで検索したら、noteとラジオ(podcast)を見つけて。特に子育てしながらだとラジオが聴きやすくて、勉強になるテーマも多くよく聴いてました。」
――嬉しいです…!発信した甲斐があります。特に惹かれた、共感したところはありますか?入社の決め手になったポイントなどあれば聞きたいです。
花牟禮:「一番の決め手はやはりフルリモートワークができるところでした。地方で世帯を持つと都会で働くのは難しいと思っていたんですが、ファンタラクティブだったら東京の会社でフルリモートで子育てしながら働ける、と思いました。しかも週4日勤務でも良い(※1)というのもありがたかったです。
あとはnoteやラジオで、社長の井村さんや他メンバーの皆さんのことを知り皆さん丁寧で親切そうだなと思ったのと、働く上で会社として大切にしている3つの力(許容力・越境力・怠惰力)のうち、『怠惰力』を見てすごい、面白い会社だなと思ったのがあります。」
※1 ファンタラクティブでは、週3日以上の勤務であれば正社員として働くことが可能です。詳しくは採用ページをご覧ください。
ファンタラクティブで働いてみて
――6月中旬からジョインしていただきましたが、実際にファンタで働いてみてどうですか?入社前とギャップなどありました?
花牟禮:「ギャップは全然ないです!noteやラジオで読み聞きした通りだなと思います。早速1on1やおやつタイムなどコミュニケーションの機会をたくさんいただいているのですが、子育てのことなどすごく気にしてくれていたり心配りを感じてありがたいです。週4日で大丈夫かとか、勤務時間とか。」
――デザイナーは特にチームでのコミュニケーション施策が多いですよね。今はどんな施策があるんですか?
花牟禮:「バディというデザインマネージャーと2人1組になって毎日30分相談や情報共有するものや、デザイナーであれば誰でも参加自由な毎朝30分のデザイナーバディ、週1回デザイナー全員が集まるデザイナー案件共有会、最近新たにできた2週間に1回集まるバディのロングバージョン『デザハピ』というのもあります(笑)。」
――すごい…!これなら最初からフルリモートで入っても安心ですね。
花牟禮:「そうですね。聞きづらいとかどんな人かよくわからない、といったことはなくて助かります。」
――実際の業務内容についてはどうでしょう。サービス開発のデザインは初めてのご経験だと思いますが、DTPやWebデザインとの違いで何か感じていることはありますか?
花牟禮:「ワイヤーの作成からやらせていただいてるんですが、デザイン業務の中で一番難しいなと感じています。Webだとワイヤーはたたき台のイメージがありますが、サービスだとより責任重大だなと思います。少し間違えたり考えが足りなかったりすると、サービスが動かなくなってしまうこともあり得るものなので。
あとはファンタに入って初めてFigmaを使うようになりました。まだ使い慣れない部分もあり、やりたいことがなかなかできないもどかしさはありますね。
同じデザインと言えど、今までの経験が活かせるところもありますがまだまだ知見が足りないなと思うところもあり日々訓練ですが、新しいことを経験できるのは面白くもあります。」
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現在の生活(1日のスケジュール)
――ぜひ子育てとの両立についてもお聞きしたいです。まず1日の過ごし方を聞いてもいいですか?
花牟禮:「勤務してる日は大体こんな感じのスケジュールで動いています。」
6:30 起床(家の照明が自動で明るくなる)
7:20 朝食、保育園の準備、自分の身支度
8:05 花牟禮さんのお母さんが迎えに来る(両家の実家が近所)
8:15 出勤(自宅で)
17:15 夕食&離乳食の準備
17:30 花牟禮さんが保育園にお迎えに行く
17:45 子どもと一緒にお風呂
18:00 子どもの夕食
19:00 夫婦の夕食
19:30 子ども就寝
――細かくありがとうございます!よくイメージできました。ご実家が両家とも近いのは頼れていいですね。旦那さんとの役割分担はどんな感じなのでしょうか。
花牟禮:「はっきりは決めていなくて、お互いができる時に食事の準備や子どものことをみるようにしていますね。基本的によく協力してくれるので、とても助かっています。
料理は最近ホットクックを導入したので、これから色々と試すのが楽しみなんです!」
子育ては楽しいですか?
――子育ての状況は家庭や人によってさまざまだと思いますが、花牟禮さんご自身はどうですか、楽しいですか?大変ですか?
花牟禮:「楽しいです!この1年間、子どもができるようになることが増えるのを見ていて楽しいんですよね。例えば教えてないのにiPhoneのスワイプができちゃったりするんですよ。もうJobsすごいなって。人の進化を間近で見ている感じです。
あと、私含め友人4人(デザイナー2人と美術教諭2人)で子ども向けの工作室を企画しています。制作中の子どもへの声かや集中できる環境作りなどとても勉強になります。これも子どものおかげで興味が持てたことですね。」
――お休みの日はどんなことをしてますか?
花牟禮:「自治体主催の子育てサークルに所属して色々と活動しています。地域に子育て支援センターという無料で使える施設があって、絵本や遊具がたくさんあるんです。
そのサークルで、座談会や出し物、季節イベントや運動会など色々な活動をしています。参加者をチームで分けて順番に企画担当を回していくんですが、私のチームでは『ねんねアート(※2)』を企画しました。
他にも怪我した時の応急処置の方法や歯磨きなどのレッスンもあります。
私はここで同じ月齢のお母さんたちと仲良くなりました。」
※2 「ねんねアート」とは、赤ちゃんが寝ているところに小道具や衣装を用いてアートのように演出すること。Instagramでも「#ねんねアート」や「#お昼寝アート」などのハッシュタグで写真が多数投稿されている。
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今後の人生・キャリアプラン
――今後のキャリアプランややりたいことなどあれば教えてください。
花牟禮:「まずはサービス開発のデザイナーとしてファンタラクティブで色々経験を積んでスキルアップしていきたいです。
あとは、子育てが落ち着いてきたらまたカフェなどお店を作りたいですね。以前のお店は2年くらい前にもう閉めてしまってて。」
仕事と子育てを両立させているママさんへメッセージ
――花牟禮さんと同じように、子育てをしながら仕事をしているママさんや、転職・復職を考えているママさんに何かメッセージをお願いします。
花牟禮:「仕事を続けること、ましてや東京で働くことは今生では難しいと思っていたので『諦めなくてよかった』と素直に思います。いろいろと先立つ不安もたくさんあると思いますが、ぜひ挑戦してほしいです!」
ファンタラクティブでは現在、デザイナー、エンジニア、プロジェクトマネージャー(PM)を募集中です。花牟禮さんのように地方在住・子育てママパパさんも大歓迎です。
Webサービス開発、UI/UXデザインなどの仕事に興味がある方はぜひ一度お話ししてみませんか?ご興味のある方は、以下のページの「エントリーする」からご連絡ください。
まずはカジュアルに話を聞いてみたいという方は、代表井村のMeetyもありますのでぜひこちらからもご連絡ください。
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