18.脱ステ中に最も気を付けていた3つのこと
脱ステを行い310日が経過しました(記事執筆時)。
梅雨時は非常に辛い期間で、症状がひどく出ていました。
ですが、明けた後はかなり順調に回復してきています。
人によってはいつの時期が一番辛いかは分かれるので(僕は梅雨時が最も弱いです)、一概には言えませんが、脱ステ期間に対して良い感じの回復を見せているのではないかと思っています。
一時は停滞しているような気もしていました。
しかし、後から振り返ってみると確実に改善しているし、これから先のことを考えてみても治る希望は大いにあると言えそうです。
しかし、その反面。脱ステを長い期間行なっていても、改善が見られずに他の治療を選択する方もいます。
うまく行く方法には何かしらの違いがあるのかもしれません。
僕のやり方が正解とは言えませんが、今のところはうまくいっているので、今回はこんなことに注意していたなと思うところを共有していきたいと思います。
回復の鍵は正直、人によってさまざまだと思います。
参考程度に、なるほどと思うところがあれば実践してみてください。
脱ステ・脱保湿中に気を付けていた3つのこと
1.脱入浴、女性の場合は脱化粧も
入浴は保湿の元となるので避けたいところです。入浴後の突っ張りで痒くなることもあるので、脱入浴は出来るだけ行いたいところです。
僕は脱入浴のおかげで早期回復が出来たと体感しています(独学で脱ステを行った際は1日2度シャワーを浴びて保湿しようとして反対に継続不能なところまで悪化しました)。
脱入浴についてはこちらをご覧ください。
また、これは少し驚きなのですが化粧を行うことでも肌には保湿となります。女性にとって酷なことかもしれませんが出来れば、化粧せずに過ごすことが肌の回復にとってはベストです。
とはいえ、夏の暑い時期は汗もかくし、ニオイもかなり気になりますよね。
汗のべたつきで痒くなることもありますし。
なので、汗による不快感が強い時は湯シャン(シャンプー・石鹸は荒れるので)。それ程でもないときは濡れたタオルで汗をぬぐうといいと思います。
やはり洗った直後や翌日はその患部だけではなく、どことなく体全体もかゆみを帯びる感覚を覚えます。多少悪化もします。
ですが、汗を放置してても痒くなって悪化します。
夏時期は仕方ないですが、やむを得ない時以外は入浴を控えると回復を早めてくれそうです。
化粧も必要な時だけ。と回数を減らしてあげるとその分だけ回復期間になるので、ぜひやってみてください。
2.運動習慣
運動を行うとテストステロンが分泌され、うつ病対策、気分の向上など様々な面でポジティブな影響を与えてくれることがわかっています。
これ自体は肌の回復に寄与するわけではありませんが、気分が明るくなることは継続して何かを行うためには非常に重要なことです。
アトピーってホント気が滅入りますからね、、、
さらに運動にはもう二つ利点があります。
ひとつは新陳代謝をあげる働きをしてくれること。
もうひとつは汗をかいて天然の保湿効果を得られること。
新陳代謝を上げることは、すなわち肌の再生を早めてくれるということ。
引っかき傷からの回復。
かきむしって薄皮がめくれてしまったことからの回復。
炎症反応からの回復。
これらを早めてくれる働きが得られるようになります。
実際、子供は転んでもすぐにかさぶたが出来て、あっという間に跡形もなく回復するが、大人になってくると……
これ以上はダメージが大きいのでやめておきましょう。
しかし、これが代謝の違いというものです。
そして、もうひとつ注目してもらいたいのが、トップアスリートにアトピーの人はいない。ということ。
激しい運動は健康にいいだけでなく、アトピーにとっても良いのです。
そういえば僕も学生時代はアトピーはかなり軽かったです。
激しく動くことで体に効いていたんですね。
肌がボロボロで動かすのも痛いという状況で運動を行うのも難しいのですが、出来る時は体を動かすようにすると回復が早まるので、チャレンジしてみてください。
3.スーパー糖質制限
今日紹介する中で、これが最も重要なことだと考えています。
それがスーパー糖質制限です。
何度も紹介しているので、詳しく説明するまでもないかと思いますが、ようは1日に摂取する糖質量を40g以下に抑えて、その分、脂質とタンパク質を摂ろうという方法です。
糖質を摂取してしまうことで体内にあるタンパク質を結びついて、『糖化』という反応が起きてしまいます。慢性的に炎症を引き起こしているアトピーの人はこれにより、激烈な痒みを発生させてしまいます。
ひっきりなしに炎症が起きてしまえば、回復は遅くなります。
痒くなることは仕方ないですが、食後の発作は精神的にもだいぶ来るので、極力避けたいところです。
糖質制限を行わないで、脱ステを行うことも出来るのかもしれません。
ですが、回復までにかなり多くの時間を要してしまうのではないかと思います。
最短で回復を望むのなら、糖質制限はめちゃくちゃ効果的です。
炎症反応を減らせれば、肌は順調に回復に向かっていきます。
ただし、ひとつだけ気を付けなくてはならないことも。
それは糖質制限で改善が見られない場合、食物アレルギー検査を受けに行こう。ということです。
そもそも、アトピーの人はあらゆるものでアレルギー反応が出ているのではないかと思います。超アレルギー体質というわけですね。
実際僕は糖質制限には関係ないが、果実系を食べるとアレルギー反応をすることがとても多いです。
犬・猫・ハウスダストの類いも尋常ではない量の数値が出ます。
これらにも気を付けなくてはなりませんが、糖質制限をする際に多く食べることになる、
アーモンド、くるみなどの木の実→低糖質、高脂質。
卵、肉、魚→低糖質、高たんぱく質。
などにアレルギー反応があるかないかは確かめた方がいいと思います。
アレルギー反応が出てしまう場合は食べると逆効果になってしまいますので。
糖質制限についてはこちらを参考にしてみてください。
自分の体に合った糖質制限が体を最速で回復させてくれる
脱ステロイド・脱保湿中に同時に試してもらいたい3つのことを紹介しました。
1.化粧や入浴などで保湿しないように注意してみること
2.運動習慣を作り、新陳代謝を向上させること
3.スーパー糖質制限でかゆみを軽くしてあげること
そして、それでも改善が見られない場合はアレルギー検査を行い、自分にとってアレルギーの原因となっていないかを調べてみること。
個人的には糖質制限のことを知らなかったら、一生治らなかっただろうなと思うほど、強烈なやり方でした。
早くアトピーを治して最高の人生を取り戻しましょう!では、また!
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