【レポート】D.LEAGUE ROUND.7 〈CYPHER ROUND〉by濱松虹心
「第一生命 D.LEAGUE 23-24 REGULAR SEASON ROUND.7」が
有明・東京ガーデンシアターにて開催されました。
各Matchのハイライト
1st CYPHER「SOLO#1」
Dリーグ側DJがその場で選曲した音楽に合わせて即興でパフォーマンス。
トップバッターはLIFULL ALT-RHYTHMのKarim。空間を引き込むダンスで、会場のボルテージを一気に上げた。その後も各チームのDリーガーが個性を発揮し、SOLO#1は、54ptを獲得したValuence INFINITIESのTSUKKI が勝ち取った。TSUKKIは、「みんなの応援があって、ここまで来れました。」と感謝の気持ちをコメントした。
2nd CYPHER「DUO」
各チーム代表者2人がパフォーマンスをする「DUO」。
このステージのトップバッターは、現在ランキング1位のKADOKAWA DREAMSのRyo・ASUHA。赤と青の衣装に身を包み、息ぴったりな遊びを効かせた演技を披露。各チーム、音だけではなく互いに息を合わせたダンスを魅せ、DUOの結果は、KOSE 8ROCKSのTaichi・YU-KIとLIFULL ALT-RHYTHMのCHIHIRO・RYO-TAが51ptで同率1位で勝利チームとなった。
3rd CYPHER「SOLO#2」
トップバッターは CyberAgent Legitの地獄。
ゆったりと落ち着いた音楽にダンスだけでなく表情も躍らせ、スマートなパフォーマンスを披露。続いて2番目に登場したavex ROYALBRATSのかばおはベストにネクタイが2つという衣装にユニークなダンスを披露し、個性爆発のステージを魅せ、会場の雰囲気を一変させた。SOLO#2は、見事51ptを獲得したFULLCAST RAISERZのKILLA TWIIGGZが1位となり、ROUND.7のMVDも獲得した。
4th CYPHER「TRIO」
各チーム代表者3人によるパフォーマンス「TRIO」。
2番目に登場したBenefit one MONOLIZのHikari Oricci・RiNnA・HONAMI は3人で動きを連動させ、長い髪を活かしたパフォーマンスを披露。avex ROYALBRATSの天音・Haruhi・yuki tamaruは表情を封印し、細かな動作を連動させて個性的な世界観を作り出した。TRIO1位を掴み取ったのは、 53ptを獲得したValuence INFINITIESのNAOKI・RYOGA・MAKO 。勝利がわかった瞬間に3人で抱き合って喜ぶ姿に会場からは大きな拍手が起きた。
5th CYPHER「SOLO#3」
各チームのエース級ダンサーが揃う一戦に会場の熱気は最高潮に。
ハイレベルな戦いを制したのは、SEGA SUMMY LUXのCanDooが本日最高得点の56ptを獲得し、1位となった。
現地レポート<by濱松虹心>
今回は、現地で観戦した濱松虹心さんによるレポートです!
「全員の方の感想を述べたいのですが、ありすぎてまとまらないのでピックアップいたします💦」との事です!
1st CYPHER「SOLO」
公式のInstagram& X(旧Twitter)で発表された時に驚いたのが、約半分の人がBREAK DANCEを主にされている方々で「被ったらやばいやろうなぁ」って勝手に思っていた人達が皆さん被ったので「まじか?!」と始まる前から思っていました。 全体的に昨シーズンDUO で出場していた方々が今シーズンSOLOに出場されているなと思いました。
昨シーズンは、元メンバーのKenさんとDUOで出場されていたRicohさん。今シーズンはSOLOでの出場でしたが、小さい身体でも迫力が凄くて、楽曲を自分の味方に付けるのが上手すぎて1分間虜でした。
TSUKKIさんが個人的には1番沸きました。 パワームーブえぐいですね。肘を軸にしたり、音のはめ方も凄くて技が分からなくても凄いのは伝わる。って相当やばいな。と思いました。フリーズもなんやあの角度!って会場で口に出てました笑 ほんまに凄いです。 皆さん1番最初からレベル高すぎて圧巻でした。
2nd CYPHER「DUO」
いやぁ〜。どのチームも豪華すぎて名前見た時からワクワクでした。 DUOは、仲間とどのくらい息が合って見せれるか。 見てる側も緊張していました笑
SEGA SAMMY LUXの05世代 HINATAさんとTASさんのコンビ。 最初からエネルギー全開で、コンビネーションも良くて遊び心も振り付けに入っていたり16ビートでとる振り付け、ゆったりめの振り付け。強弱がハッキリしていてそれも音にハマっていたのでプラスで盛り上がりました笑
dip BATTLESのAsahiさんとRihoさんのLOCKコンビやばかったです笑 2人の息が合いすぎてるのと振り付けと見せ方がうますぎる。。 Asahiさんのターンして正面を指差しして振り付けに入った瞬間「ふぉー!」ってなりました笑
私的1番は、KOSE8ROCKSのTaichiさんYU-KIさんコンビです。 お二人は小さい頃から一緒にタッグを組まれていて、揃いも完璧やし構成も踊りも上手すぎて、1分間あっという間でした。 Taichiさんに関しては、やらないんかーい!って思う振り付けもあったり、え、ここで終わらんよね?!えぐ!ちゃんとアクロバットで締めてるやん。ってなりました笑
3rd CYPHER「SOLO」
初っ端からRENTAさんの入場が永井直也さんになっていたり、それに気づかないで進んでいくRENTAさん。 面白かったです笑
avexROYALBRATSのかばおさん 衣装といい表情管理、振り付けが最高すぎてこれは、かばおさんにしか出来ないし勝手に楽しませてもらいました笑 まさかの腕たせふせが来ると思わなくて「天才か!」と思いました。
SEPTENI RAPTURESのMiYUさんの踊り方音のとり方大好きです笑 余裕感とダンスの見せ方が上手くて音にハマった瞬間沸きました。
4th CYPHER「TRIO」
本当に凄すぎた。どのチームも。 選びたくないくらい皆さんの踊り方見せ方が好きすぎました。 その中でも決めないといけないので笑
個人的には、 ValuenceINFINITESのNAOKIさんRYOGAさんMAKOさん。 相変わらずおもろいネタぶっ込んでくるな。って思いました笑 キャッチするのかと思ったらしないし、アレ痛いやろ!と思いながら笑わされました笑 RYOGAさんの背中滑ってきて、アクロバットの間をNAOKIさんが通ってきたりして1分間で密集されすぎて怖かったです笑 面白い中にも3人のスキル高いもので溢れてて、えぐい人達やなぁ。と改めて思いました。
5th CYPHER「SOLO」
毎年最後のサイファーラウンドは、他のサイファーよりもっとレベルが高い人が集まってるイメージなので、ワクワクしてました。
個人的に注目していたのはcalinさん。 昨シーズンMVDを取られていたということもあり楽しみでいっぱいでした。 踊り方見せ方がずっと好きで今シーズンどのようなネタでくるのか。とても楽しみでした。 calinさんの見せ方踊り方表情今回も素敵で気づいたら1分間が終わっていました。 圧巻なんです。このお方本当にえぐい。それ以上どう表したらいいかわからなくなるくらい。一旦見てほしいです。
CanDooさんもやばかったです。過去最高得点を叩き出してダンスの見せ方踊り方で会場を盛り上げていました。 曲の合わせ方が特にすごかったです。最後の大トリで締め方がえぐい。 表情も滑らかな動きもCanDooさんにしかできない動きというか表現の仕方で、見ていて次は何を出してくるのだろう。とワクワク感がありました。
いつものラウンドとは遥かに違ってサイファーは選手の個々のスキルが目立っていて、いつも以上に楽しめるラウンドです。 ダンスの技とかがわからなくても自分なりの楽しさを見つけて応援できるのがdリーグです!
ROUND.7終了後のランキング
CYPHER ROUNDを制したのは251ptを獲得したValuence INFINITIES。
Valuence INFINITIESは、トータルランキング7位から5位のチャンピオンシップ圏内に順位を上げました。FULLCAST RAISERZも順位を上げ、TOPを狙う位置まで昇ってきました。
上位も差が詰まっているが、下位チームもポイントでは離されていないので、この後の試合展開ではまだまだ全体がひっくり返る可能性がある。後半戦に向けてますます楽しみです!
<獲得ポイント>
Valuence INFINITIES:4pt
SEGA SAMMY LUX:4pt
CyberAgent Legit:3pt
FULLCAST RAISERZ:3pt
KOSE 8ROCKS:3pt
KADOKAWA DREAMS:1pt
DYM MESSENGERS:1pt
次回ROUND.8は2024年2月8日(木)
FUN'RISEの注目は「ROYALBRATS vs MONOLIZ」。
10ポイント同士で並ぶものの、チャンピオンシップ圏争いのボーダーラインを挟んでいる強豪対決。VOTE・SCOREはMONOLIZがわずかに上、JUDGE POINTではROYALBRATSがわずかに上、という状況で、どちらが勝ってもおかしくない対戦です。ただ、ランキング表を見ると上も下も近く、DRAWは避けたい気持ちが両チームとも強いと思います。この重要な一戦に、どんな演目をぶつけてくるか、注目です!
ROUND.8
開演:2024年2月8日(木)18:30(17:30開場)
会場:東京ガーデンシアター
↓チケットはこちら↓
取材・執筆:濱松虹心
執筆:FUN’RISE ryo: