【映画】100億人―私達は何を食べるのか?
世界人口100億人時代の食糧供給問題。
その将来を見据えて現在遺伝子組み換えの研究が進んでいるが、果たしてそれは正しいのだろうか。
かといって、これまで通りの小規模農業に頼っていては、生産が追いつかない。
私は、人口が増えれば労働力も増えるのだから、限られた場所での生産性強化と、生産者へ必ずお金がまわる仕組みさえ確立できれば乗り越えることの出来る問題だと素人ながらに考えていたが、そんなに簡単な話ではないことがこの作品で理解できた。食糧問題は経済・生態系・農業・健康等様々な分野が極めて複雑に絡みあっている。
種子バンクや地域プロジェクト型農業がある中で、アクアポニックス(水耕栽培と水産養殖を掛け合わせた循環型有機農業)は非常に面白いと思った。役所や教育機関、商業施設等で導入したら未来的で面白そうだと思った。
増加し続ける世界人口。昨今のような予期せぬ大災害に直面した時、食糧問題は更に深刻なものになる。そういうニュースが流れる度にこの作品を想起するのだと思う。
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