日本の政治家がよく批判されていますが。それについて海外はどう言っていると思いますか?
こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。
今日もお疲れ様です。
在宅勤務の人も、
コロナ禍で電車で通勤し続けている人も、
なかなか外出できずモンモンとしている人たちも、
コロナに感染してしまった人も、
なかなかワクチンを打てず、不公平に感じる人も、
みなさん、本日もお疲れ様でした。
日本の政治家、これで大丈夫か!?と、心配と批判と不安の目を向け始めている人が、たくさん出てきました。
確かに、菅政権にも悪いところあり。
住宅や教育の政策がしっかりしていないのもあり。
問題にすぐに対処しない政治家・官僚もいて。
問題山積です。
これら問題をまとめている、英語の記事を見つけました:
↓
記事の中で、日本人に決定的に欠けているものとしてあげられていたもの、3つをご説明します:
1)poor crisis management(=危機管理の欠如)
これは、昔からよく海外の人が指摘するポイントです。
日本人は、Plan Bを予め用意していない、とよく言われます:
これのために、世界大戦でも負けた、と記事では書かれていました。
2)Lack of clear priorities(=明確な優先順位の欠如)
これも、実はとても大事。
ある意味、一つ目のポイントに関連しています。
一番大切なもの、を念頭に置きつつ、その周りも固めておく、という精神が日本人には弱いような気がします。
それは、Aも大切、Bも大切、Cも大切、
だから、全部完璧にしなきゃ!
みたいな考え方です。
ニュースのリスニングも頑張って、
ちゃんと英字新聞も読んで、
TOEICも高得点を取って、
なんて、すべてできるわけがありません。
そんなことをしようとするから、どっちつかずになり、英語が話せるようにならないまま、英語がキライになってしまっていませんか。
こんなに勉強にまじめに、時間を割いているのに。
もったいない人がたくさんいます。
3)Silo mentality(=サイロ思考)
この表現、あんまり聞いたことがない、とよく言われます。
英語では、実は結構使う表現です。
もともとは、経営理論、マネジメント理論のコトバ。
組織の中で他の部門や組織全体よりも、自分の部門だけしか考えられない、そういう近視眼的な見方を指します。
データがさまざまな部署などに分散してしまい、貴重なデータが上手く活用できない状態も指したりします。実は、これ、アメリカみたいに専門部署が細分化されてしまっている組織でよく起こる現象です。
でも、連携プレーがあまり上手くなく、上に立ちリーダーとして活躍する人を育てる教育があまりなされていない日本でも、よく起こる現象だなと感じます。
ドラマとかでも、よく描かれていますよね。縦割りの組織で、それぞれの部署の部長が対立して仲良くないから、プロジェクトが進まない、とか。
相手の立場に立って考えると・・・
この問題を別の角度から考えると・・・
みたいな、新たな観点からの発想が欠けている状態になります。
これら3つの語句、どこかで使うと、
英語使えてるな~
と感心されること、うけあいです。
使ってみてください。
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