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四半期報告書制度とは?~③現在の状況&メディアの功罪~

英語✖会計を同時に学べる、スグリンガル英語学校のAsukaです。

前回は、日本の「四半期報告書制度」について少し説明しました。

⇒前回のブログは、コチラ:

これらの事実の中身をまったく調べず、
四半期開示制度を見直すなんて、そんなムダなことを・・・
というニュースが多いように思います。

現に、四半期開示制度のことをそもそも知っている人、少ないのではないでしょうか。

「四半期開示は、ヨーロッパ企業の約9割がいまだに継続しているのに、
日本は見直そうとしている、そんな後進国だ!」
みたいなニュースが多いのには驚きました。

会計や経理をしている人は声を大にして四半期開示に反対しない、
と思っている人が多いのでしょうか。

前回説明した内容をもとにもう一度強調すると、
この「9割が継続」という数値は、真実ではありません。

この「9割が継続」している発表された業績というのは、
売上高と純利益といったメインだけ、つまり

「一部分の業績を開示している企業が9割」

という意味なのです。

某メディアで流れていた
この早大生がポスティングしているツイートが一番真実に近いです:

実際に行った研究チームにも確認しましたが、↑で出している数字は、真実でした。


つまり、「四半期開示をやめても、9割の欧州の企業は継続している」
というのは、ウソなのです。

メディアが言うことを鵜呑みにしてはいけない

というのは、会計のこの部分だけを見ても分かります。

では、会計✖英語を同時に学ぶ皆さんは、このメディアに簡単に騙されないために、どうしたらよいでしょうか。

それは、次回のブログで。

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