あれだけ痛い思いしてたった一個
待合室でシロー丸(旦那)と合流してすぐに、培養士さんから呼ばれて、採卵の結果説明がありました。
結局、採れたのは2個だったけど、培養に進めるのは1個だけとの報告でした。もう1個は、基準を満たしていないそうで。
あんなに、あんなに何度も刺され、激痛に耐えたのに、たったの一個!!またしてもぶつけようのない怒りが込み上げてきました。と同時に、結局2ヶ月連続採卵が、ここで言わずもがな決定してしまったのです。
そして、この1個も、これで凍結できるわけではなく、胚盤胞に進むと言う難関をクリアしないと凍結出来ないのです。まだ、ゼロの可能性もあります。
培養士さんから、ふりかけ授精にするか顕微授精にするか聞かれましたが、こんな痛い思いしてダメだったなんてのは嫌だと強く思い、すかさず顕微授精にしてもらいました。
もう今日一日で、心を抉られまくって、とんでもない力でぶんなぐられた気分でした。心もズタズタに折れまくってます。
クリニックを出て、もう水のように愚痴が湧き出てきました。
一通り愚痴りまくって、心の中の本音を洩らしました。
だけど、シロー丸から返って来た言葉は・・・
不妊治療に協力的ではない旦那さんもいると聞きます。
そんな中で、シロー丸はかなり協力的だし、一緒に来てと言えば、会社を早退してまでクリニックに付き添ってくれるので、ありがたいことではあります。
でも、私以上に前向きなので、それが時々、辛くなったりもしました。
「自分は、AVとか見て出すだけだし、気持ちいいだけでいいよね!!こっちは、あり得ないほど痛い思いしてるのにさ」
本当にゲスな暴言を吐いたりもしました。それでも、受け止めてくれました。
でも、この時は、「いつやめてもいいんだからね。子供できなくてもいい。」そう言ってほしかった。
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