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無麻酔採卵はトラウマに・・・

時間にして、20分くらいだったと思うけど、激痛の拷問時間は、1時間以上に感じられました。

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もう真冬なのに、汗びっしょり、そしてぐったり。それからつった足が痛む。

もう、ただただテンション駄々下がりっていう感覚。

ベッドに戻って、一時間くらい横になっているようにとの指示があったので、ベッドに入りこみました。

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痛かった。怖かった。ただただ拷問だった・・・

昨夜もナイーブになっていて、ほとんど眠れなかったんで、少し眠ろうと思いました。

でも・・・

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甦ってくるのです。ホラー映画のワンシーンみたいに。さっきの恐怖体験が瞼の裏に甦るのです。痛みの感覚もくっきり覚えています。

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もう、目は瞑れないし、寝不足なはずなのに、目を閉じるのを脳と体が拒否していて、ちっとも眠れないのです。

あのボー大学病院での一回目の採卵の終わった後とはえらい違い。

戦いは終わったんだけど、まさに戦場から帰って来た気分。まだまだアドレナリンでも出ているのか、何度目を閉じてみてもダメでした。

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仕方がないので、天井の模様を眺めながら、無麻酔採卵について調べた時の内容を思い出しました。

もちろん、激痛だったと書いている人もいたけど、針が細いから痛くなかったとか、いつ刺されたかわからない位とか、ここの病院のクチコミなんて、先生の腕がいいからちっとも痛くなかったなんて書いている人も居たのに。

なにが「痛くない」だ!激痛じゃないか!このやろー!!

と、ぶつけようのない怒りがこみ上げてきました。完全、やつあたりですね。あたる場所もないですが。

卵管造影剤の時もそうだった。賛否ある意見は、私にとっては悪い方が当てはまるんだ、これからはそう考えて生きて行った方がいいとも思いました。

そして、静かに思ったのは、「もう不妊治療やめたい」ってことです。

ここまで、そんなに激痛と思う程の治療はなく(卵管造影は二度とやらないと思ってるし)、不妊治療は心と体に痛みをって言うけど、体の方は意外と大丈夫なんて思ってたんです。でも、こういうことでした。思い知りました。

正直もう、こんな思いしたくない。こんな痛いならやめたい。こんな思いして、旦那の親からも暴言吐かれて、自分の母親は、治療なんてしなくていいって言ってんのに、なんのために・・・救いなんて何もない。

考えてたら、色んな負の感情が溢れ出てきて一緒に涙が溢れてきました。

結局、ナースさんが再度声をかけにくる一時間後まで、一睡どころか目も閉じられませんでした。


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