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Youtubeの『花束みたいな恋をした』Special PV「勿忘」フルver.が最高すぎて、思わずハイパー饒舌になってしまう話

今さらですが、『花束みたいな恋をした』、ご覧になりました…?

坂元裕二さんの大ファン、有村架純ちゃんの大ファンな私は、当時るんるんで映画館に駆け込みました。
何せ、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』が一番すきなドラマという私。
この二人が脚本・主演という映画、それは観ない訳にいかない。

結果、大満足だった訳なのですが、この映画の余韻に浸るのに、この動画が最適なのです。

公開から時間が経った今だけど、いや今だからこそ、何回も観ています。
本日は、この動画を観ながらハイパー饒舌で『花束みたいな恋をした』を振り返っていきたいと思います(パチパチ)。

因みに現実派麦くん×夢想派絹ちゃんのどちらの気持ちが分かるかと語られやすいこの作品ですが、私はどちらの気持ちも分かる派です。



二人で海に行くシーン。
パシャパシャ映る写真が、可愛くて味のあること。
この写真撮るのに憧れて、前撮り(とは言っても白いワンピース×白T+ジーパンで、ドレスやタキシードは着ていない)海にしました(聞いていない)。

麦くんの画材を悲しそうに見つめる絹ちゃん。
好きだったイラストを描かなくなってしまったの、なんだかなだよね。
でも、社会人の特に初めの方って、そんな余裕ないよねと麦くんの気持ちも分かる。

プロポーズ。
言い争いの延長線上で、じゃあ結婚しようよという麦くん。
思ってたのと違ったなと絹ちゃん。
そうだよね、こんな話の中で言われたくないよね…。
でも、現実世界で何とか絹ちゃんと幸せになりたいと必死になっている麦くんの気持ちも、分かる。

偶然終電を逃して出会った二人。
カフェで見つけた押井守の話なんかで盛り上がります。
絹ちゃんが持っていたトイレットペーパー×2を、二人で一つずつ持っているのが可愛い。

動画を作って披露しちゃうほど麦くんが好きなガスタンク(絹ちゃんは途中で寝ていたから、さほど興味がないと思う)を見に行く二人。
ガスタンクデート、新しい。

二人で老夫婦が経営するレトロなパン屋さんへ。絹ちゃん花束持ってる!お花とパン。可愛いお買いもの〜!豊かな生活!

二人で海を眺めているけど、絹ちゃんは敬愛するブロガーさんの「始まりは、終わりの始まり」を感じている訳で。
幸せ絶頂の時でも、こんなふうに考えちゃうの、分かるな。
因みに私にも憧れのブロガーさんがいます、絹ちゃんとお揃い(聞いていない)!

「またかとは思うよ、またかだから」。
二人の予定を立てていたのに、仕事が入ってしまう麦くん。
仕方ないことだけれど、何度も続いてしまうとね…思うよね、またかって。
こうしてすれ違いが生まれていく二人。
そして、背中合わせで眠る二人。

京王線明大前駅で、終電を逃して出会う二人。
終電逃しちゃう辺りが大学生っぽい!青春!

それぞれたまたま天竺鼠のルミネ単独ライブに行くはずだった、二人。
共通点があるって、恋の始まりを加速させる。
好きな作家さんが同じだったり、映画の半券しおりにするタイプだったり。
共通点を見つけては、はしゃいでいる二人が可愛いこと。

トイレットペーパーを持って、深夜の道を足早に駆ける二人。
電車に乗っていることを「電車に揺られている」と言った麦くんにときめく絹ちゃん。
言葉でときめくの、分かるofわかるーーー!!!

雨に濡れて、麦くんにドライヤーで髪を乾かしてもらう絹ちゃん。
このこと、別れてからも思い出すんだよね。

麦くんのイラスト、シンプルだけど味があってすきです。
癒される。可愛い。
Tシャツやトートバッグにしてほしい。

会っていない間に、お互いの写真を見つめる二人。
これは、もう星野源さんの恋がかかるでしょう…(ドラマが違う)!
二人とも体育座りをしているのが、また可愛い。

イヤホンを片っぽずつつけて、音楽を聴く二人。
知らないおじさんからRとLではサウンドが違うと言われて、冒頭シーンでそれぞれ新しい恋人と同じカフェに来ている時に、過去の自分達と同じようなカップルを見て、分かっていないなとそれぞれの恋人に語り出す二人。
別れていても、思い出は同じ。

「こういうコミュニケーションは頻繁にしたい方です」の破壊力…!
有村架純ちゃん可愛すぎるし、恋愛のこういうことを、直接的な表現を使わずに表現する坂元さんが好きです(告白)。
横断歩道が押しボタン式だったのも良い…今時押しボタン式…最高…!

話したい絹ちゃんと忙しくて仕事に向かう麦くん。絹ちゃんの諦めの顔が辛い…。

きたオダジョー!大人の魅力ですよね素敵。

「パン屋の木村屋さんお店畳んじゃってたよ」と麦くんにLINEしたお返事が「駅前のパン屋さんで買えばいいじゃん」で、ソファで一人もう!となる絹ちゃん。
分かるよわかる。

私にも行きつけの喫茶店があるのだけど、「駅前のドトールに行けばいいじゃん」って言われたら、間違いなくもう!となる。ドトールのコーヒーは安くて美味しいし、至る所にあるから便利だし、ドトールが悪い訳じゃないのだけど、でもそういうことじゃなくて。
コーヒーが飲みたい訳じゃなくて、あの喫茶店だから行きたいのよ。喫茶店の雰囲気、優しい店主さんとの会話、あのコーヒーあのケーキの味、それを求めに行っているんですよ。
でもね、麦くんの気持ちも分かる。激務をこなしていると、まじで色々なことに興味関心がなくなる。パンなんて食べられれば何でも良くなる。むしろ便利を求める。そうやって豊かな生活から遠ざかっていくんだよな…としんどくなる。激務と豊かな生活は両立するのが最高にハードなんですよ…(激務経験者より)。

多摩川の見えるお家で、同棲を始める二人。
川沿いって、テンション上がるよね。
徒歩二十分という距離も、二人でお散歩する時間として楽しむ二人。
なんて素敵な暮らしなの!

イラストを描く麦くん。
値段交渉した時に、いらすとやに頼むんでって言われたシーン激辛かったな…。

二人の本棚、本が沢山並んでいて、二人の趣味全開で、時には二つある本なんかもあって、最高にハッピーです!
本棚って見るだけで、わくわくしますよね。

絹ちゃんから借りた本をぞんざいに投げる麦くん。
仕事忙しいと余裕なくて読めないよね…。

楽しい時期に描いてもらった二人の似顔絵。
可愛いし、飾っている二人も可愛い。

就活中で電話口で泣いている絹ちゃんの声を聞いて、駅まで部屋着で駆けつける麦くん。
優しいです。

資格をとって、病院事務として働く絹ちゃん。
病院事務姿の有村架純ちゃんも、可愛い。

絹ちゃんとの現実の暮らしを守るために、就活を始める麦くん。
とことん絹ちゃんのことを考えていて、かっこいいです。

本屋さんに二人で行ってそれぞれ違う本を見ていて、好きな作家さんの本片手にわくわくで駆けつけたところ「人生の勝算」という本を立ち読みしている麦くんを見つけて、絶望の表情をする絹ちゃん。
この絶望のお芝居が、上手すぎる有村架純ちゃん。
恋人が「人生の勝算」って本読んでいたら嫌だっていう絹ちゃんの気持ち分かる、めちゃくちゃリアル…。
でも、激務時代私も仕事関連の本しか読めなかったし、自己啓発本もめちゃくちゃ読んだ。小説を読めない時期って、あるんだよね。読みたくても読めない。頭が常に仕事モードで、小説モードに切り替えできない。そして、麦くんみたいに娯楽がパズドラしかなくなるのも分かる。オセロしかできなくなった時期が、私にもあった。
働く人あるあるを描くのが上手すぎます、坂元さん。

別れる日にみなとみらいの観覧車に乗る二人。
別れる時だからこそ、楽しく出来る。
そういうこともあるのですね。

ファミレスで別れる別れないの話をしている時に、付き合う前の自分達のような初々しい二人を目にする麦くんと絹ちゃん。
当時の気持ちを思い出して、涙が溢れます。
思い出は繰り返せないんだよね。

川沿いを歩きながら、それぞれ花束とトイレットペーパー(現実っぽくて良い)を持って、パンをかじる二人。
絵葉書にしたいくらい、幸せ絵になる光景!
別れた後、麦くんがストリートビューで発見してテンション上がるの、素敵だったな〜。

カーテンを広げる二人。
お風呂に一緒に入る二人。
漫画を一緒に読んで泣く二人。
なんでも二人で一緒にするのが可愛い!

クリスマスに、それぞれ同じイヤホンを贈り合う二人。
付き合っている時って、こういうお互い考えていることが一緒っていう偶然、とっても嬉しいですよね。

ベランダでマグカップを持って乾杯する二人。
ベランダで過ごすの、丁寧な暮らし感あって憧れる!

玄関に並ぶお揃いの白いスニーカー。
共通点の多い二人の象徴。


写真は、パンフレットより。

坂元裕二さんのインタビュー、二人の本棚、写真たちと豪華ラインナップで読み応え抜群です。

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